テクダイヤが無償オーダーメイドノズル祭を開催、企業のニーズに応えます

テクダイヤが無償オーダーメイドノズル祭を開催

テクダイヤ株式会社（東京都港区）では、次世代3Dプリンタ展の開催に合わせて特別企画『ノズル祭』を実施します。この企画は、企業が抱える精密ノズルに関するニーズをヒアリングし、無償で完全オーダーメイドのノズルを製作するものです。

ノズル祭のコンセプト

『ノズル祭』は、特定の業界や用途に特化した精密なノズルが必要な企業を対象とした取り組みです。3Dプリンティングをはじめ、医療、食品、噴霧、紡糸など、さまざまな分野からの相談を受け付け、企業のニーズに応じたノズルを設計・製作します。企業が「こんなノズルがあれば…」と考えるアイデアをもとに、新たな解決策を共に創造していく狙いがあります。

精密ノズルの重要性

精密ノズルとは、液体や気体などの素材を高精度に吐出・制御するために設計された部品です。機械加工技術を駆使して、ミクロン単位での寸法精度を実現し、製造現場での品質管理や効率化に寄与します。高精度塗布を実現するテクダイヤの製品は、世界中の企業から支持されています。

特に、テクダイヤが開発した3Dプリンター用の精密ノズル“kaika（カイカ）”は、技術課題の解決に役立ち、多くの導入企業が増加しています。

仕様と応募情報

『ノズル祭』では、最大3本まで無償でのノズル設計・製作が可能で、4本目以降は有償で提供されます。参加資格のある企業は最大8社までです。申し込みは、次世代3Dプリンタ展を開催する幕張メッセで実施されるテクダイヤのブース（44-40）で行うか、オンラインフォームからも受け付けます。オンラインの応募期間は、2025年6月18日から7月11日、展示会会場での受付は7月9日から7月11日までです。

当選結果は、7月16日までにメールで通知されます。応募多数の場合はテクダイヤ側による選考が行われ、選ばれた企業の業種や用途の情報がSNSやWebサイトに掲載される可能性がありますが、企業名や設計内容は非公開となります。