Klookによる2024年夏の旅行動向調査
世界を代表する旅行・レジャー予約サイトKlookは、旅好きの国内ユーザー3957名を対象に「2024年夏の旅行動向に関する調査」を実施しました。この結果、円安にもかかわらず、多くの人が旅行を楽しみたいと考えていることが明らかになりました。
旅行計画の現状
調査によれば、82.1%の回答者が今夏の旅行を予定しています。この数値は昨年の84.2%より若干の減少を見せていますが、依然として高い水準です。特に海外旅行を予定している人は72.4%で、昨年の57.3%から15.1ポイントの増加を記録しました。
このことからも、円安などの状況があっても、旅行熱は衰えていないことが伺えます。
旅行先としての人気
海外旅行を考える人々の間で、人気の旅行先は韓国で、続いて台湾、タイ、ベトナムなどが挙げられています。これらの地域は、円安の影響が比較的少なく、短期間で楽しめることから、多くの旅行者に支持されています。昨年よりも旅行予算を増加させている人が多いというのも特徴的です。
旅行予算の実態
旅行予算に関する調査では、国内旅行を計画している人の約6割、海外旅行の人では約4割が「変わらない」と答えました。また、旅行予算が「増えた」との回答については、国内で20.4%、海外で34.2%と、国内旅行よりも海外旅行の方が増加傾向にありました。
これからの夏にかけての旅行予算の大部分は、国内旅行では「5万円~10万円未満」が最も多く、海外では「30万円以上」が多くを占める結果に。このことからも、それぞれの旅行計画が示されています。
社会的要因を気にせず
調査の結果、おおよそ過半数の回答者が社会的な要因を意識せず、自由に旅行を計画していることが明らかになりました。円安の影響を気にしているのは36.6%に留まり、旅行の工夫として「ずらし旅」や「マイルやポイントを活用する」等の方法が多く報告されました。
また、飲食物を持参する、旅行サイトのキャンペーンを利用するという工夫を行う旅行者も少なくありません。
観光やアクティビティ費にはお金を惜しまない
調査の結果、旅行者の約90%が「観光・アクティビティ費」を節約しないと回答しています。食事や観光、アクティビティといった旅行先での体験にはお金をかけたいという気持ちが強いことが分かりました。具体的には、「宿泊費」と「移動費」を節約したいと考える人が多く、小さな贅沢を求める動きが見えます。
まとめ
円安や物価高の影響が叫ばれる中、Klookの調査では多くの旅行者が旅行への情熱を失っていないことが示されています。特に近場のアジア地域への旅が人気で、工夫を凝らして旅行費用を抑えつつも楽しみを見出す方々が増えているのが印象的です。旅行は今の時代において、心を豊かにしてくれる大切なひとときであると言えそうです。
Klookについて
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