AlphaBoat設立の背景
2018-04-26 11:01:11
住友商事が新たなデジタルマーケティング会社AlphaBoatを設立し、未来のクリエイター支援を強化
住友商事が新たなデジタルマーケティングに挑戦
住友商事100%子会社のSCデジタルメディアが、新規事業の一環として「AlphaBoat」を設立しました。この新会社は、デジタルネイティブ世代をターゲットにしたマーケティングサービスを提供し、クリエイターやブランド企業のプロモーションを支援します。
AlphaBoat設立の背景
AlphaBoatは、世界最大級のクリエイターネットワークを持つFULLSCREENと提携し、最先端のデジタルマーケティングノウハウを導入しています。これにより、コンテンツ制作からクリエイターの育成、さらにブランド企業のマーケティングまで、一連のサービスをワンストップで展開し、日本のデジタルメディア市場に新たな価値を提供します。特に、若年層を意識したコンテンツ制作やマーケティングを推進することで、企業は次世代のオーディエンスとしっかりとした接点を持つことができるようになります。
FULLSCREENのCEOジョージ・ストロンポロス氏は「AlphaBoat設立に関与できることを嬉しく思います。日本のクリエイターとブランドが持つ潜在的な可能性を引き出し、デジタル領域でのエンゲージメントを強化することで、革新的なマーケティングソリューションを提供します」とコメントしています。
「AlphaBoat」の意味
社名に込めた思いは、「物事の始まり」を意味するAlpha(α)と、陸と陸を結ぶ「Boat」を組み合わせたものです。特に、最近登場した「ジェネレーションα」と呼ばれる新世代の創造性を世の中に届けたいという願いが込められています。
事業内容
AlphaBoatは次の3つの機能を軸にサービスを展開します:
1. スタジオ機能:自社制作によるコンテンツの提供。
2. クリエイター・マネジメント機能:クリエイターの発掘、育成、動画制作のサポート。
3. マーケティング機能:ソーシャルメディアや動画チャンネルの運営、若年層をターゲットにしたマーケティングラボ。
これにより、企業やブランドが持つメッセージをより効果的に若者に届ける仕組みを整えます。特に、高まるブランド・セーフティーの要請を受けて、新たなクリエイター活用の形とともにコンテンツ・マーケティングを提案していくことが重要です。企業は、オーディエンスからの視点を取り入れたコミュニケーションを進める必要があります。
AlphaBoatの未来
SCデジタルメディアは、AlphaBoatをきっかけに、デジタルメディア事業やデジタルマーケティング事業にさらに取り組む意向です。特に米国や中国などの国際展開も視野に入れています。新たに設立されたこの会社が、今後どのようにデジタルマーケティングの未来を切り拓くのか、その動向が注目されます。
代表者の西谷大蔵氏も「デジタルネイティブ世代に対して、最先端のクリエイター・ネットワークを基にした新たなコンテンツスタジオの展開を目指します。そして、クリエイターたちの支援と育成にも力を注いでいきます」と語っており、今後の活躍が期待されます。
会社情報
- 会社名
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SCデジタル株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷2-7-5ヒューリック渋谷二丁目ビル2F/3F
- 電話番号
-
050-5363-9558