LOOVICの移動支援
2022-07-08 13:07:49
誰もが迷わない社会を目指す、LOOVICの移動支援テクノロジー
誰もが迷わない社会を目指して
現代社会はテクノロジーの進化によって便利さが増していますが、一方で新しい場所での移動に戸惑いを感じる人々も少なくありません。特に、空間認知が苦手な方々にとって、この迷いは日常的なストレスとなっています。LOOVICは、そんな悩みを解決するために新たなデバイスとサービスを開発しています。
迷いの元凶とは?
私たちが新しい場所に行く際、特に困難を感じるのは次の3つの要因によるものです:空間の認知、空間の記憶、そして体内コンパス。これらの機能がうまく働かなければ、自ずと道に迷うことになります。
LOOVICは、特に視空間認知障害を抱える方々向けに、より快適に移動できる仕組みを提供しようとしています。発達障害や高次脳機能障害、軽度認知症の方々は、記憶に残る景色を区別することが難しく、それが生活の中での移動を妨げています。
新しいデバイスが生み出す自立の可能性
LOOVICは、クラウドファンディングを通じて新しいデバイスの開発を進めています。このデバイスは、単に道を教えるだけではなく、まるで人がそばにいるかのような感覚を再現することを目指しています。このテクノロジーは、当事者にとって自立を促進するための重要なツールになるでしょう。
一般に普及させるには、まずこの製品を必要とする方々の悩みから解決を始め、その後により多くの人々へ広げていくことが必要です。LOOVICは、社会全体の意識を変えるためのイノベーションを起こし、自立した生活を支援する環境を構築します。
支援を求めると自立が奪われる?
多くの人は、周囲の支援を必要としながらも、自立を望んでいます。しかし、支援に依存することで自分の能力を発揮できない状況に陥ることが多いのも事実です。LOOVICは、ただ単に支援を受けるのではなく、適切な距離感で人と関わり合うことを重視しています。これにより、当事者の自主性を育むことができるのです。
プロジェクトへの参加
このプロジェクトは2022年7月8日から7月31日までクラウドファンディングを実施しています。目標金額は200万円で、これにより自立できる社会を実現するための必要資金を集めます。支援の方法は多様で、メールサポーターから体験会までさまざまなリターンがあります。
LOOVICの代表である山中享氏は、「技術が進化する一方で、これまでのバリアフリー設計では取り残されがちだった方々を救いたい」との思いを語っています。彼のビジョンは、すべての人が快適に自立した生活を送ることができる社会の実現です。
未来の展望
LOOVICの取り組みは、移動支援だけでなく、地域全体の人々に対しても大きな影響を与える可能性を秘めています。移動の自立を目指すこのプロジェクトは、ユーザーの声をもとに改良を重ねながら、より多くの人々が安心して移動できる環境を実現します。
私たち一人ひとりの支援が、新しい社会の形を作り出す力になるのです。皆さんのご協力を心よりお待ちしています。
会社情報
- 会社名
-
LOOVIC株式会社
- 住所
- 東京都中央区銀座一丁目22番11号
- 電話番号
-