保育業務の未来を変える「こどもストーリー」セミナー
保育士の業務は、日々多くの書類の作成に追われることで知られています。その中でも、児童票や要録という、保育者の負担を増やす業務が特に問題視されています。このたび、株式会社ベネッセスタイルケアグループと株式会社コドモンは、保育者の負担を減らし、保育の質を向上させるための新たな取り組みとして、保育AI「こどもストーリー」を開発しました。
2025年8月1日には、保育関係者を対象としたセミナーが開催されます。このセミナーでは、実際に「こどもストーリー」を利用した保育園の事例紹介や、玉川大学の大豆生田啓友教授を招いた基調講演が予定されています。保育の現場では、「保育記録を丁寧に振り返りたいが大量の記録を整理するのは大変」、「子どもの成長を保護者に伝えたいが時間がない」といった声が多く上がっており、これらの課題を解決するための提案が期待されています。
保育AI「こどもストーリー」とは
保育AI「こどもストーリー」は、これまでの業務における負担を軽減するために設計されたシステムです。このシステムは、保育士が日々作成する「保育ドキュメンテーション」を活用し、AIが数多くの記録をもとに児童票や要録の作成をサポートします。これにより、保育者は記録を振り返る手間を大幅に省けるだけでなく、子どもの成長についての新しい視点を得ることができます。
また、「こどもストーリー」は、子どもの育ちの観点から成長を「5領域」や「10の姿」といった形で要約し、保護者への伝達を容易にする機能も備えています。これにより、保育の質を向上させ、さらに保護者とのコミュニケーションも円滑に進むことが期待されています。
セミナーの詳細
セミナー名は「要録・児童票作成に革命!日々の記録を有効活用できる『こどもストーリー』とは?」で、以下の内容が予定されています。
- - 第一部 : 大豆生田啓友先生による「質の高い保育記録とは」
- - 第二部 : 保育者向けの「こどもストーリー」の活用方法
- - 第三部 : 「こどもストーリーおためし版」の申し込み受付開始案内
このセミナーは、オンラインでの開催となっており、参加定員は先着3,000名ですので、早めの申し込みが推奨されています。具体的な日程は、2025年8月1日(金)の13:00から14:30まで行われます。
参加希望の方は、以下のウェブサイトからお申し込みいただけます:
こどもストーリーセミナー申し込みページ
まとめ
保育業界は、少子高齢化社会の中で急速に変化しています。「こどもストーリー」は、保育者の負担軽減と保育の質向上を実現するための理想的な解決策となるでしょう。今回のセミナーは、保育の新しい形を模索する絶好の機会です。皆様の参加をお待ちしております。