バルーンアートの快挙
2025-10-16 11:25:43

日本バルーンアーティストが欧州大会「NOZZLE UP」で輝く!ダブル優勝の軌跡

日本バルーンアーティストが欧州大会で輝かしい成果!



2025年10月にオランダ・アイントホーフェンで開催されるバルーンコンベンション「NOZZLE UP」で、日本のバルーンアーティストが見事にダブル優勝を果たしました。この快挙は、日本のバルーン業界における技術力と芸術性の高さを示す重要な出来事となりました。

受賞したのは、テーブルセンターピース部門で新山順子氏、ファッション部門で渡部由以子氏。この大会は、世界最高品質のバルーンを誇る「センペルテックス」によって主催され、多岐にわたるプログラムが行われることで知られます。

新山順子氏の受賞作品


テーブルセンターピース部門で優勝した新山氏。彼女が制作した作品「Timeless Elegance」は、初挑戦の大会での不安を乗り越えた結果生まれたものです。使用したバルーンは全てセンペルテックス製で、日本では入手困難な素材を使い、編み込み技術を中心に仕上げました。

新山氏は「受賞の知らせを聞いて心が躍りました。体調が優れない中での挑戦でしたが、この結果が力を与えてくれました」と喜びを語っています。また、仲間の渡部氏と共に優勝できたことは、彼女にとってかけがえのない宝物になったとのことです。

新山氏は、1999年にクラウンとして学び始め、2006年から本格的にバルーンアーティストとして活動。現在は「Candy Balloon」を設立し、受賞歴も豊富で、国内外で高く評価されています。彼女の作品は、正確な技術と柔らかな色彩のコンビネーションが特徴で、多くの人々に喜びをもたらしています。

渡部由以子氏のファッション部門優勝


ファッション部門では渡部氏が「Japanese Shaman」というテーマのドレスを発表し、見事に優勝を果たしました。彼女は制作に4日間を費やし、夜はイメージトレーニングを重ねながら、細部を詰めていったといいます。

受賞の瞬間、渡部氏は「努力が報われた瞬間で感慨深い」と語り、多くの人々から賞賛を受けたことに感激しました。彼女は「イベントはお客様にとって大切な思い出。その瞬間をバルーンで彩れることが最大の喜び」と述べ、今後もバルーンで多くの笑顔を届けていくことを決意しています。

渡部氏は埼玉県を拠点に活動しており、ツイストバルーンから始めて約5年間のショップ勤務を経て独立。現在は「Colorful Suite」として多岐にわたる作品を手がけ、国内外で評価を得ています。

バルーン業界の未来へ


このダブル優勝は、キッシーズ株式会社の支援によるものであり、彼らは日本のバルーン業界を長年にわたり支援しています。同社は1946年創業以来、パーティーグッズや風船の輸入・卸を行い、バルーンの国際的な交流にも貢献してきました。

「NOZZLE UP」における日本人アーティストの優勝は、日本バルーン業界の成熟と、センペルテックスの可能性を示す象徴的な出来事となりました。今後も彼らの活躍に目が離せません。

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キッシーズ株式会社
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