奨学金と職業訓練
2022-03-02 13:25:08

奨学金で夢を叶える!IV-JAPANの若者職業訓練プログラム

奨学金が若者の生きる力に



2022年2月末、IV-JAPANナーサイトン職業訓練所で行われた卒業式には、地方出身の20名が集まりました。彼らは6か月間の職業訓練を経て、それぞれの新たな道を目指して旅立っていきました。このプログラムは、ラオスの貧困層の若者たちに技術を習得させ、自立を促進するための重要な施策です。

IV-JAPANとその歴史



IV-JAPANは1988年に設立以来、ラオスの4500名以上の若者と女性に職業訓練の機会を提供してきました。その活動の一環として、日本外務省からの助成金を受け、ラオスの女性と若者に向けてホテル業界や介護分野の研修を実施しています。もっと多くの若者に仕事の機会を与えることが、貧困問題の解決の一助となります。

職業訓練の成果



2021年度の第3期ホスピタリティ/介護職業訓練生たちは、ホテルやゲストハウス、また個人宅でのヘルパーとして働く道を選びました。彼らは訓練中、学生寮で仲間と共に生活し、IV-JAPANの奨学金制度により、生活費や交通費が支給されます。この支援があるおかげで、参加者たちは無償で専門技術を学ぶことができるのです。

単なる奨学金以上のもの



IV-JAPANの奨学金は、単なる金銭的支援ではありません。借り上げた学生寮で生活することで、若者たちは互いに励まし合い、共に成長します。また、技術を習得した彼らは、稼ぐ力を身につけ、自己実現に繋げることができます。

地方の現状と職業訓練の必要性



ラオスの山間部では、教育機関が非常に乏しく、通学には長い距離を徒歩で移動しなければならないことが多くあります。農業に従事する若者が多い中、学校や仕事の機会は限られており、職業訓練は彼らにとって新たな選択肢を提供する意味でも大きな意義を持っています。

IV-JAPANの今後の活動



今後もIV-JAPANは、ラオスを含むアジアの若者の自立を支援するため、貧困削減に取り組んでいく方針です。豊かな技術を身につけた若者が、自分の未来を切り開いていく姿は、何よりも社会全体にとっての希望となります。これからも新たな夢を追い求める彼らを支えていくことが必要です。

最後に



IV-JAPANの代表である冨永幸子さんは、「手に職を付けることで貧困から抜け出せる」という信念のもと、これまでの取り組みを継続しています。さらに多くの若者がこのチャンスをつかみ、自立を実現できるように、引き続き努力していくことでしょう。彼らの未来への一歩を、ぜひ応援していきたいものです。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人 国際協力NGO・IV-JAPAN
住所
埼玉県さいたま市三橋2丁目545-2シティヒルズ101
電話番号
048-622-8612

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