株式会社アンチパターン、SaaSプラットフォームの料金プランを刷新へ

株式会社アンチパターン、SaaSプラットフォーム料金プランの刷新

基本情報

株式会社アンチパターンは、東京都渋谷区に本社を置くスタートアップ企業で、「日本のソフトウェアエンジニアを憧れの職業へ」という理念のもと、様々なIT関連事業を展開しています。今回は、彼らが提供するSaaS開発/運用を支援するプラットフォーム「SaaSus Platform」の料金プランを刷新することが発表されました。

料金プラン刷新の背景

SaaSビジネスがますます多様化する中、企業は迅速かつ柔軟な開発環境を求めています。そのため、株式会社アンチパターンは、これまでの4つの料金プランを見直し、計7つのプランに増やすことになりました。ユーザーからの声を受けて、事業の成長段階や必要な機能に応じた選択肢を提供することが狙いです。「早く、安全にSaaSを立ち上げたい」「成長に応じた機能やサポートが欲しい」といったニーズに対応し、スモールスタートが可能なフリープランやエンタープライズ向けの複雑なプランまで、多様な選択肢が用意されています。

料金プランの特徴

新料金プランには以下のような特徴があります。

- 新設プラン：スタンダードプラス（600,000円/月）、アドバンスドプラス（800,000円/月）、およびエンタープライズ（要問い合わせ）プランが新たに追加され、これにより従来の4プランから7プランへと進化します。

- プラン内容の強化：各プランは、SaaSユーザー数やテナント数、ログ保管期間、IP制限といった要素が変更され、それぞれのプランで制限や拡張が可能となります。また、Smart API Gatewayを利用したファイルアップロードやコール数の課金ルールも段階的に設定されています。上位プランでは、特に充実したサポートが提供され、Slack ConnectやオンラインMTG、設計支援などもカバーされるようになるとのことです。

- SLAの明確化：特にエンタープライズ向けには99.99%の稼働率を保証するSLAが提供され、安心感も増します。

改定日

この新しい料金プランは2025年6月23日（月）から順次施行される予定です。既存の顧客に対する移行に関する案内も個別に行う予定だといいます。

SaaSus Platformの魅力

「SaaSus Platform」は、SaaS開発に必要不可欠な機能を一元管理し、BtoB向けのSaaSサービスを迅速に立ち上げるための支援をしています。これにより、事業者はゼロからSaaSを構築する際の負担が軽減され、コア機能に集中できるようになります。既存のアプリケーションをSaaS化することにも対応しており、幅広い業界で導入実績があります。

オフィシャルサイト

詳しい情報は公式サイト（https://saasus.io/）から確認でき、料金プランや機能に関する詳細も掲載されています。

会社概要

株式会社アンチパターンは2019年に設立され、エンジニア教育や採用事業などを通じて日本のIT業界の成長に寄与しています。AWS SaaSコンピテンシーパートナーとしての実績もあり、SaaS開発における重要な役割を果たしています。所在地は東京都港区南青山3丁目で、公式ウェブサイトはhttps://anti-pattern.co.jp/です。