全日本選抜ソフトテニス大会における新たな試み
2026年4月4日と5日の2日間、東京都の有明テニスの森にて開催された「第71回全日本女子選抜ソフトテニス大会」と「第10回全日本男子選抜ソフトテニス大会」では、業界の新たな革新が見られました。自動化を進めた大会運営システム「raquty Pro」の導入です。これにより、試合の進行管理がデジタル化され、迅速なスコア速報が実現しました。
デジタル管理による進行の効率化
大会の特長的なルールとして、予選ラウンドロビンを経て本戦へ進出する方式がありますが、そんなルールを「raquty Pro」が自動化。ラウンドロビンにおける順位計算やトーナメント結果の処理がすばやく行えました。審判は専用タブレットを使ってスコアを記録し、その情報はリアルタイムで運営者や選手、観客と共有される仕組みが整えられました。これにより、紙のスコアシートを持ち運ぶ手間から解放され、試合終了後はコート上で即座に結果を送信するだけで、進行状況がアップデートされるという効率的なスタイルが確立されました。
これまでのアナログな運営方式から一新し、運営スタッフの負担も軽減された結果、大会の円滑な進行が実現しました。
雨天時の柔軟な対応と選手への配慮
大会1日目には雨が降り、予定が変更を余儀なくされましたが、事前に作成した進行表(晴天と雨天両方)を活用し、即座に「raquty Pro」の進行表を切り替えることができました。これにより、選手や観客はスマートフォンで情報を確認でき、混乱を避けながら無事に試合を進めることができました。全員が現在の試合状況を把握できる環境を整え、悪天候でもスムーズな運営が行われました。
全国のファンに情報を届ける
特に注目すべきポイントは、大会の情報が全国に広がったことです。ソフトテニスファンの中には、会場に足を運べない人も多く、「raquty Pro」によるゲストサイトを通して、リアルタイムで試合の進行状況を追うことができたのです。大会期間中にゲストサイトへのアクセス数はなんと13,000人に達しました。従来のSNSや手動での情報更新では味わえなかった新しい形の観戦環境が構築され、ファンは手元のスマホから戦況を追える時代が到来しました。
「raquty Pro」の理念と未来
このシステムを提供するraquty合同会社は、テニス界に新しい常識を生み出すことを掲げています。これからも「個人戦・団体戦」、「トーナメント・ラウンドロビン」に柔軟に対応し、テニスに関わるすべての人々の幸せを追求していく所存です。未来の大会運営に向けて、革新的な技術を取り入れることで、選手、観客、運営者が共に幸福を実感できる環境を整えることが目標とされています。
今後とも、ソフトテニス業界において「常識」と「幸せ」を新たに創造し続けていくことに期待が寄せられています。