T2 Creativeが多言語対応に向けた新しい一歩を踏み出す
株式会社ティー・ツー・クリエイティブ(以下、T2 Creative)は、訪日外国人の増加に伴い、「多言語対応イベントガイドライン」を新たに策定しました。この取り組みは、すべてのイベントにおいて外国人参加者が快適に過ごせる環境を整えることを目的としています。現代の多様化するニーズに応え、リアルな体験を提供するイベントプロダクションとして、T2 Creativeのアプローチには注目です。
ガイドラインの背景と目的
昨今、インバウンド観光客の増加に直面する中で、T2 Creativeは多言語対応を強化する必要があると感じました。訪日外国人に対してより良い体験を提供することは、ただのサービス向上だけでなく、企業の競争力を高める要因でもあります。本ガイドラインは、どの社員でも手軽に多言語対応に取り組めるよう策定されており、イベントにおける多言語対応が「標準装備」として根付くことを目指しています。
多言語対応の標準装備
具体的にどのような多言語対応が行われるのでしょうか。以下の4つの項目が、ガイドラインの重要な要素となっています。
1. 多言語表示サンプルの作成
イベント会場で使用される頻度が高いサインやキャプションを厳選し、4ヶ国語(日本語・英語・中国語・韓国語)での表示サンプルを作成しました。これにより、運営マニュアルにスムーズに反映させ、訪日外国人が迷わず楽しむことができる環境を整備しています。
2. 英語トークスクリプトの導入
イベント運営において、コミュニケーションは不可欠です。翻訳ツールを活用するだけではなく、スタッフが基本的な英会話をできるようにすることで、訪日外国人とのスムーズなやり取りをサポートします。
3. 指差しコミュニケーションシートの活用
英語でのコミュニケーションが難しい場合に備え、指差しコミュニケーションシートを導入します。これにより、訪日外国人と他の言語(中国語や韓国語など)での簡単なコミュニケーションが可能となります。
4. 音声翻訳サービス「VoiceBiz®」の導入
音声翻訳サービス「VoiceBiz®」との法人契約を行い、必要に応じて現場に標準装備します。このアプリを活用することで、コミュニケーション支援がさらに充実し、円滑な情報交換が行えます。
会社概要
T2 Creativeは、東京港区に本社を置くイベントプロダクションで、代表取締役は市川公彦氏です。資本金は1億円で、詳しい情報は公式ウェブサイト(
https://t2-c.com/)から確認できます。
この「多言語対応イベントガイドライン」により、多様な文化背景を持つ方々にも、イベントを通じて日本の魅力を伝え、統合された体験を提供できるよう、T2 Creativeは引き続き努力を続けていきます。多言語でのコミュニケーションが可能な新しいイベントのスタンダードがここに誕生しました。未来のイベントプロデュースに期待が高まります。