人形修復展「にんぱく」
2024-07-05 11:58:11

人形修復の技術に迫る!さいたま市岩槻人形博物館企画展「にんぱくの人形修復~文化財を未来へ~」

さいたま市岩槻人形博物館で人形修復の技術に迫る企画展開催!



さいたま市岩槻人形博物館では、令和6年7月20日(土)から9月8日(日)まで、企画展「にんぱくの人形修復~文化財を未来へ~」を開催します。

本展では、人形の劣化症状や素材別の修復方法、修復が困難な人形衣装の復元事例など、博物館で行われてきた人形修復事業について詳しく紹介します。

文化財としての修復、その道のりはまだ始まったばかり

「にんぱく」の愛称で親しまれるさいたま市岩槻人形博物館は、日本有数の人形産地である岩槻区に、日本初の人形専門公立博物館として開館しました。

博物館では、木や和紙、胡粉、染織品など、様々な素材から作られたデリケートな人形を、未来へと繋ぐための修復作業を平成21年から継続的に行っています。

今回の企画展では、15年間にわたる試行錯誤から生まれた修復の成果と、その未来について考える貴重な機会となります。

修復技術者による講演会やトークイベントも開催!

期間中には、修復技術者や専門家による講演会やトークイベントも開催されます。

講演会「博物館コレクションの保存修復」では、東京国立博物館の保存科学課主任研究員である野中昭美氏を講師に迎え、博物館における保存修復の重要性についてお話いただきます。
トークイベント「文化財修復技術者として生きる」では、岩槻人形博物館の修復技術者である新井榛名氏と、公益財団法人德川記念財団の非常勤学芸員である平井美江氏が、文化財修復技術者の仕事内容ややりがいについて語り合います。

展示作品

展示される作品には、江戸時代の御所人形や八人雅楽、有職雛などがあります。

修復の過程や技術を分かりやすく解説することで、人形の美しさだけでなく、その奥深い歴史や文化をより深く理解することができます。

イベント情報

期間: 令和6年7月20日(土)~9月8日(日)
場所: さいたま市岩槻人形博物館(埼玉県さいたま市岩槻区本町6-1-1)
開館時間: 午前9時~午後5時
休館日: 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)、年末年始
* 観覧料: 一般300円、高校生・大学生・65歳以上150円、小学生・中学生100円

この機会に、人形修復の技術や文化財の保存について、ぜひ学んでみてください。


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