地方公共団体のための入札契約制度の改善事業
国土交通省は、令和8年1月15日から地方公共団体が抱える入札契約制度の課題解決を目指す「入札契約改善推進事業」の案件を募集します。この事業は、地方公共団体がより良い入札契約を実施できるよう、必要な支援を提供することを目的としています。
1. 事業の背景
本事業は、「公共工事の品質確保の促進に関する法律」に基づいています。この法律第四条では、国は適切な発注関係事務を行うことが求められており、国土交通省は選定した支援事業者を地方公共団体に派遣します。これにより、地方公共団体は自らのニーズに合った専門的な支援を受けることが可能となります。
2. 支援内容
派遣された支援事業者は、地方公共団体からの要望や課題を取り入れたうえで、以下のような支援を行います。
- - 事業全体の課題整理:特定の事業における問題点を明確化し、改善策を検討します。
- - 公募資料の作成支援:応募者が必要な資料を作成する際の支援を行います。
- - 入札方式の多様化の推進:各種の入札方式(例:設計・施工一括発注方式、ECI方式、CM方式)の導入を積極的に促進します。
- - 地域維持工事の工夫:包括発注や共同受注、事務共同化といった新たな発注方式の導入を支援します。
- - 適正化の取り組み:総合評価落札方式の導入や施工時期の平準化など、入札契約制度そのものの改善平準化を行います。
3. 募集対象
原則として、都道府県及び市区町村が対象となります。募集中の事業は、特定の工事に限定されないため、全ての公共工事入札契約に関する事務を含みます。
4. 募集期間と選定方法
この事業の案件募集は、令和8年1月15日から2月13日までとなっており、応募した提案は選定委員会で審議されます。建設業界からの意見も考慮され、選考が行われます。
5. WEB説明会の開催
事業に関する理解を深めるため、令和8年1月22日にWEB説明会が行われます。詳細は国土交通省の公式ウェブサイトで確認できます。事前申込は不要なので、興味のある地方団体の方はお気軽にご参加ください。
6. まとめ
国土交通省は、今後とも地方公共団体が入札契約制度を改善し、効率的でスムーズな公共工事の実施できるよう、力強い支援を続けていきます。この取り組みが地方公共団体においても具体的な成果をあげることを期待しています。