スモールベイビーフォトブック
2013-03-11 15:30:03

早産児の成長を祝う「スモールベイビーフォトブック」を発刊

早産児のご家族を支える新しい試み



この度、早産児のご家族を応援する「スモールベイビーフォトブック」が刊行され、全国のNICUや医療機関などへの寄贈が進められています。このプロジェクトは、2012年6月1日から10月14日の間に、早産児を持つ家族から「わが子の成長を感じた瞬間」の写真とエピソードを募ったことに始まります。結果、158点もの応募があり、その中から特に素晴らしい20作品が選ばれました。

応募作品の選考背景



応募された作品は、それぞれの家庭が育んできた愛情や成長の物語を映し出しており、選考委員たちも選ばれた20作品を選ぶ際に深く感動したということです。周産期医療に関わる医療従事者たちを中心にした選考委員は、早産児とその家族が直面する厳しい現実を考慮した上で、どれが特に心を打つものであるかを慎重に協議しました。その結果、顕彰された5つの作品は「スモールベイビーフォトブック大賞」としても選出され、東京の青山で授賞式が行われました。

写真集の意義



「スモールベイビーフォトブック」は、赤ちゃんの抗体(免疫)が充分ではない中で生まれてきた早産児の家族にとって、どれほどの希望と喜びになるかを考えています。早産児は、母親から十分な抗体を受け取る前に生まれるため、感染症への抵抗力が弱く、保護することが必要です。そんな状況において、家族が赤ちゃんの成長を祝福できる瞬間は、かけがえのないものでしょう。本写真集は、そうした瞬間を共有することで、共に支え合う温かさを持っていただけるようにと願いが込められています。

今後の展開



今回の写真集は、全国の周産期母子医療センターや公立図書館、医学部附属の大学図書館に寄贈される予定です。また、アッヴィ合同会社が運営する早産児育児ポータルサイト「スモールベイビー.com」を通じて、一般の方々にも配布される計画です。

大賞受賞作品についても、同サイト上での紹介が予定されており、作品の持つメッセージをより多くの人に届けることが期待されています。

受賞者の声



受賞者たちは、それぞれの作品に込めた思いを語ります。例えば、東京都のハナウサさんは、「一生の記念となる素晴らしい賞をいただけたことにとても感謝しています。」とお礼を述べています。千葉県の金田暁子さんは、家族にとってのフォトブックの大切さを強調し、これからも家族の成長の記録を一緒に振り返りたいと語りました。こうしたメッセージは、他の早産児の家族に希望を与えるものになります。

アッヴィ株式会社について



アッヴィは2013年に設立されたグローバルなバイオ医薬品企業であり、最先端のバイオテクノロジーを駆使して、複雑な疾患に対する治療薬を開発しています。彼らのミッションは、患者の健康を支えることであり、こうした取り組みが早産児の家庭に温かい光をもたらす一助となることを期待しています。

「スモールベイビーフォトブック」の取り組みは、早産児の成長を祝福するためだけでなく、同じような境遇の家族が共感し合い、支え合うきっかけにもなることでしょう。今後もこのような活動が広まることを願っています。

会社情報

会社名
アッヴィ合同会社
住所
東京都港区三田住友不動産三田ツインビル西館
電話番号
03-4577-1111

関連リンク

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