老舗呉服商「京鐘」が提案する、現代に蘇る伝統の算賀の祝

古来より、日本人は人生の節目節目で儀式を行い、神仏に感謝し、健康と長寿を祈ってきました。近年、「人生100年時代」という概念が浸透し、健康で充実した人生を送るための関心が高まる中、心の健康の重要性も改めて認識されています。

そんな中、京都の老舗呉服商である株式会社京鐘（以下、京鐘）が、伝統的な人生儀式である「算賀の祝」を現代に蘇らせる取り組みを行っています。

算賀の祝とは？

算賀の祝とは、年齢に達したことを祝い、更なる長寿を祈願する儀式です。奈良時代から行われていたとされ、『東大寺要録』や『源氏物語』にもその記述が見られます。京鐘では、専門家の考証に基づき、古来の算賀の祝を現代に再現した「京鐘算賀の祝」（商標登録第5041700号）を企画・提供しています。

京鐘が「算賀の祝」で目指すもの

京鐘は、和婚式でも高い実績を持つ企業です。その経験と歴史的考証に基づいた高い専門性を活かし、由緒ある神社仏閣で厳粛かつ伝統的な儀式を執り行います。単なる儀式ではなく、心身ともに健康で長寿を願う人々にとって、かけがえのない、記憶に残る特別な時間となるよう目指しています。

京鐘の「算賀の祝」の魅力

京鐘の「算賀の祝」には、以下の魅力があります。

1. 由緒ある神社仏閣での厳かな儀式

京鐘が提携する各地の由緒ある神社仏閣で儀式を行うことで、歴史と伝統に裏打ちされた、神聖で厳かな雰囲気の中で、心安らぐひとときを過ごせます。また、歴史考証に基づいて復元された様々な儀式用品も用意されています。例えば、平安時代の算賀では贈られていた鳩杖は、霊鳥である鳩をモチーフに、高齢者の健康を願う象徴的なアイテムです。