2024年12月7日(土)、広島市にて「What is Charity?」と題した新たな欧米型チャリティーイベントが開催される。このイベントは、名古屋に本部を置く認定NPO法人ホープ・インターナショナル開発機構が主催し、新しい仲間との出会いをテーマに掲げている。
ホープは、カナダを起源とした国際協力NGOで、20年以上にわたりアジアやアフリカの貧困地域に対して包括的な自立支援を行ってきた。特に、安全な水の供給の重要性を理解し、カンボジアやエチオピアといった国々でのプロジェクトを通して多くのコミュニティの生活を向上させてきた。水の資源が豊かである広島で、この新しいチャリティー文化を広める姿勢は非常に意義深い。
今回のイベントは、エディオンピースウイング広島のラウンジFで行われ、定員は25名、参加費は2,000円(軽食・ドリンク付き)となっている。プログラムは12:30から始まり、ホープの活動紹介や、欧米での寄付文化についての講演が行われる。また、参加者はサイレント・オークションを通じてホープの活動資金を援助することができ、その場で新しい仲間と交流を深めることができる。
特に、サイレント・オークションでは、参加者が希望する商品に入札し、落札することで寄付に繋がる仕組み。また、ホープが今まで行ってきた活動の具体例を知ることができる機会にもなる。他に、コミュニティの中での交流の場が設けられ、参加者同士が互いに共感し、意見を交わす時間が提供される。
ホープの松浦史典さんと柴田栄子さんは、「水がつなぐ新しい文化を広めていきたい」と話す。彼らは2001年に活動を開始以来、全国の都市でチャリティーディナーを開催し、ファンドレイジングを通じて多くの人々のサポートを得てきた。このイベントを通じて広島でも同様のフィロソフィーを持つ参加者が集まり、水を通じて自立支援が議論され、実現に繋がっていくことを期待している。
広島という地域が持つ水資源が、今後どのようにホープの活動に生かされていくのか、そしてそこから生まれる新たなチャリティー文化がどのように展開されていくのか、関心が高まる。
このイベントは、ただの情報交換だけでなく、具体的な行動につながる機会ともなる。広島に住む方々はもちろんのこと、他の地域から参加することもできる。
興味がある人は公式ウェブサイトを訪れ、詳細を確認し、参加のお申し込みをすることができる。参加人数には限りがあるため、早めの申し込みが推奨される。
参加を通じて、広島の地で新たなチャリティー文化が香り立つことを心から願う。