エプソンと中部電力ミライズが再生可能エネルギーで新たな取り組み
エプソンと中部電力ミライズが手を組み、長野県内での再生可能エネルギーの拡大を目指す新しい取り組みを発表しました。このプロジェクトは、越百のしずく発電所という新たに開発された水力発電所を活用し、オフサイト型フィジカルPPAを介して電力の地産地消を実現するものです。
具体的な取り組み内容
2021年5月にスタートした「信州Green電源拡大プロジェクト」の一環として、エプソンは「越百のしずく発電所」で生産される電気を中部電力ミライズを通じて調達します。この発電所は長野県上伊那郡飯島町に位置し、最大出力は1,500kWを誇ります。
エプソンは、これにより長野県内の各事業所で電力を利用し、地域の再生可能エネルギーの活用を推進します。このプロジェクトは、エプソン自身がCO2フリー電気を導入しており、すでに長野県内の全13拠点で再エネ化を達成しています。
パートナーシップの意義
エプソンと中部電力ミライズの連携は、地域と企業が協力し合うことで新しいエネルギーの活用方法を模索するまさに先駆的な試みです。 Epsの取り組みは地域に根ざしたものであり、長野県企業局とも強力に連携しています。今後は新たな水力発電所の建設や既存発電所の改修によって、さらに多くの再生可能エネルギーを供給し、2050年のゼロカーボン社会の実現を目指しています。
未来に向けた展望
エプソンと中部電力ミライズは、長野県内の再エネ電源の開発と地産地消に取り組むことで、県内の再エネ利用を一層進めていく方針です。そして、長野県企業局は地域住民と共に新しい電源開発の場所を発見していくための努力を続けます。
これにより、企業から地域、そして地域住民へと再生可能エネルギーが循環し、持続可能な社会の実現に向けての一歩を踏み出します。エプソンや中部電力ミライズと地域企業の協力は、地域経済の発展のみならず、環境保護と持続可能性を両立させる上でも大きな役割を果たすでしょう。私たちもこの動きに注目し、地域と共に未来を切り開いていく姿勢が求められています。