都城市役所、窓口受付時間を変更
令和7年5月7日(水曜日)より、都城市役所の各窓口の受付時間が変更されることが発表されました。この変更は、行政手続きのオンライン化やコンビニ交付サービスの普及に伴い、市民サービスのレベルを維持・向上させることを目的としています。
改革の背景と目的
近年、都城市では様々な行政改革が進められています。特に、マイナンバーカードの普及促進やコンビニ交付サービスの導入が進んでおり、これにより多くの市民に便利なサービスが提供されています。
現在、戸籍のふりがな記載やマイナンバーカードの特急発行制度など、多様化した窓口業務に対応するため、今後はより生産性を向上させ人員の負担を軽減する必要があります。また、勤務時間外に行われる事務処理が多くなっている現状を改善し、コスト削減を図ることも重要な課題です。
短縮された受付時間
新しい受付時間は、午前8時45分から午後4時30分までとなります。この時間は現行の午前8時30分から午後5時15分から1時間短縮されていますが、昼休みや毎週木曜日の夜間窓口(午後4時30分から午後7時)については、引き続き従来通りの対応が行われます。
対象施設について
変更が施行される窓口には、本庁舎及び南別館、北別館、各総合支所、地区市民センター、上下水道局、消防局、保健センター、学校給食センターなどが含まれます。これにより、様々な手続きが一層スムーズに行えるようになることが期待されています。
今後の展望
都城市では、これまでにもリモート窓口の開設や「書かないワンストップ窓口」の導入など、市民にとって利便性の高いサービスを模索してきました。特に、行政手続きのオンライン化においては、原則すべての手続きがオンラインで行えるようになっています。
新たに窓口予約システムも導入され、特に来庁者が多い市民課や保険年金課においても効率的な対応が実現される見込みです。この取り組みにより、窓口受付時間短縮後の来庁者の95%が、短縮された時間帯でも円滑に手続きを進められるようになるでしょう。
今後も都城市の窓口改革が市民サービス案件に与えるプラスの影響に注目していきたいと思います。