バルカーが新たに導入する「セカンドキャリアステージ制度」
株式会社バルカーは、2025年4月より、定年を迎えた社員に対する新制度「セカンドキャリアステージ制度」の運用を開始します。この制度は、前体制の「シニア再雇用制度」を改定し、役職任用や給与の向上が可能となる新しい支援の枠組みです。
従来、60歳定年を迎えた社員は、基本的に役職や新たな登用の機会が限られ、待遇も引き下げられるなど、働きづらい環境が存在しました。しかし、バルカーはすべての社員が年齢や性別に関わらず、働く意欲を持ってやりがいのある仕事に従事できる環境作りを大切にしてきました。そのため、定年後に一律に待遇を下げる制度はもはや適切ではないとの考えから、セカンドキャリアステージ制度の導入に踏み切りました。
この新制度では、定年後も役職任用や新しいポジションへの登用が可能となり、個々の業績や意欲、職責に応じた待遇の見直しが行われます。また、社員が自身のスキルや家庭の事情を考慮した柔軟な働き方を選択できるようにすることで、彼らの第二のキャリアをより豊かにすることを目指しています。これにより、定年後も活躍できる場が広がります。
さらに、バルカーはこれまでにもデジタル人材向けの「特別高度制度」や、退職後に再雇用可能な「キャリアリターン制度」を導入してきました。特に、意欲や能力に基づいてキャリアを積むことができる「飛び級制度」も注目されています。これらの取り組みにより、社員の満足度や企業としての評価も向上しています。
実際、2025年2月6日には「中途採用が多いが、勤続年数も長い会社100社」というランキングにおいても高評価を得る結果となりました。
バルカーは今後も、社員が長く活躍できる環境を提供し続けることで、個々の成長と企業の持続的な発展を両立させる考えです。また、社員の多様な働き方を支援しながら、より良い職場環境を創造する努力を続けていきます。
バルカーの企業理念と歴史
株式会社バルカーは1927年に創業し、「Value(価値)」と「Quality(質)」の追求を根底に、工業用シール製品やフッ素樹脂加工製品のパイオニアとして、日本のものづくりを支えてきました。現在も、自動車やエネルギープラント、半導体など、さまざまな産業向けに高い品質の製品を提供し、その信頼性と安全性向上に寄与しています。
また、バルカーは「THEVALQUA WAY」といった企業理念のもとで、製品とエンジニアリングサービスを融合した「H&S(ハード&サービス)」の企業へと変革を進め、持続可能な未来に向けた価値創造にも取り組んでいます。
さらに、2015年からはCSR活動の一環として「バルカーカップ」という冠大会を開催し、今年で10周年を迎えます。これからも、バルカーは製品やサービスの提供とともに、次の100年に向け成長を続けていく意向を示しています。
バルカーの公式ページで更なる情報をチェックできます。