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北こぶしリゾートで新たに誕生した「KITAKOBUSHI COFFEE」

北海道知床に位置する北こぶしリゾートが、創業60周年を迎え、特別なコーヒーブランド「KITAKOBUSHI COFFEE」を発表しました。この新しいコーヒーシリーズは、世界的に有名なバリスタ井崎英典さんと、著名な画家杉戸洋さんとのコラボレーションから生まれたものです。彼らはコーヒーを単なる飲み物としてではなく、アートとして捉え、その魅力を知床の自然と融合させることを目指しました。

知床の美しさを表現したコーヒー

知床は2005年に世界自然遺産に登録され、年間122万人以上の観光客が訪れる美しい地域です。この地の豊かな自然を感じられるコーヒーをコンセプトに、5種類のオリジナルブレンドが誕生しました。各ブレンドは知床の風景や植物、星空からインスパイアを受けています。

1. GREEN JASPER（中煎り）
豊かな香りが口の中に広がります。

2. 深藍に浮かぶ星（深煎り）
コクがあり、深い余韻が感じられます。

3. JEWELRY BOX（浅煎り）
フルーティーさが際立ち、軽やかな飲みごたえ。

4. TRINITY（中深煎り）
バランスの取れたダイナミックな味わい。

5. 雪解けのコーパル（中煎り）
知床の春を感じさせる、すっきりとした後味。

これらのコーヒーは、リゾート内の客室で楽しむことができる他、ホテルショップでも販売されており、オンラインでも手に入れることができるようになっています。

アートとしてのコーヒー造り

井崎さんは第15代ワールド・バリスタ・チャンピオンであり、国内外での豊富な経験を持ち、コーヒーのコンサルティング業務も行っています。彼と杉戸さんのコラボレーションは、知床の自然を背景にすることで、ただ美味しいだけではなく、感動を与える体験を追求しています。アートとコーヒーが融合したこのプロジェクトは、訪れる人々に新たな発見と心地良い体験を提供します。

知床の自然と文化の魅力を発信

北こぶしリゾートは、2010年からは彫刻の森芸術文化財団とも手を組み、アート事業にも注力しています。アートと食文化が調和するこの特別なコーヒーは、知床の魅力を発信し、観光地としての新しい顔を作り出すことを目指しています。観光客たちがリゾートを訪れた際、知床に根ざした文化や自然の一部として、「KITAKOBUSHI COFFEE」を楽しみながら新たなストーリーを体験できることでしょう。

コーヒーとアートが織りなす北こぶしリゾートの新たな挑戦は、今後も続いていきます。ぜひ、特別なコーヒーを通じて知床の豊かな自然を感じてみてはいかがでしょうか。

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