ヒューマンビートボクサーSO-SOが奏でる将棋の世界音楽プロジェクト
日本たばこ産業(JT)と面白法人カヤックが共同で展開する音楽プロジェクト「JT Rhythm Loop」第2弾が、2025年5月8日に発表されました。このプロジェクトは、JTが関わる多様な事業や取り組みから生まれる「音」をテーマにしたものです。第2弾では、ヒューマンビートボクサーのSO-SOが登場し、特に「将棋日本シリーズ」と「JT男女バレーボールチーム」に焦点を当てた作品が公開されます。これまでの第1弾と同様に、音楽を通じてJTグループの魅力を新たな視点から伝えています。
音と映像の新たな試み
「JT Rhythm Loop」は、JTグループの様々な取り組みから得た環境音を録音し、それを音楽として昇華する挑戦的な企画です。第1弾ではtofubeatsが参加しましたが、今回の第2弾ではSO-SOが力を合わせ、将棋の駒が持つ独自な音を起点に制作を進めています。現場で録音された音を融合させ、まるで将棋の駒がリズムを奏でているかのような楽曲が生まれました。
SO-SOは自らの口や鼻から生み出す音を駆使し、サンプリングしたバレーボールの応援音やラリー音をうまく使いこなしています。音の配置には特に工夫を凝らし、耳元から感じる音の広がりを演出しました。楽曲は、将棋の駒音が作るリズムの基盤の上にSO-SOのエネルギッシュなヒューマンビートボックスが加わり、最後まで聴き応えのある内容に仕上げられています。
特別映像で制作過程の裏側を公開
MVはJT公式YouTubeチャンネルを始めとするSNSで公開される予定です。また、映像監督としては菱川太壱が起用され、音楽と映像がシンクロした効果が期待されます。特に、制作の裏側を収めた特別映像も同時に公開されることになっており、SO-SOが「将棋日本シリーズ」を訪れたり、スタジオでどのようにビートが構築されたのかを追ったメイキング映像が盛り込まれる予定です。
将棋とバレーの音の融合
音楽ファンはもちろん、フィールドレコーディングやサウンドデザインに興味を持つクリエイターにも見逃せない内容となっています。このプロジェクトは、音楽を通じて日常では気づきにくい「音」の世界を再発見することを促進し、JTグループの活動に新たなインスピレーションをもたらすことを目指しています。
SO-SO自身も「ありきたりの音ではなく新しい音を使用することで、自分らしいスタイルを見つけることができた」と語り、プロジェクトへの期待感を高めています。
未来に向けた音楽の軌跡
この「JT Rhythm Loop」シリーズは、今後も多彩なアーティストとともに展開される予定であり、第3弾も控えています。JTグループの多様な活動に基づく音楽的なアプローチを継続しながら、新たな音、ビート、ループが生まれる瞬間を楽しむことができるでしょう。全ての人が「音」の持つ魅力を再認識するきっかけとなることが期待されます。
音楽ファンの方々や音を使ったクリエイティブに興味を持つ方々は、このプロジェクトが提供する独特な視点をぜひ見逃さないでください。また、サウンドロゴも登場し、JTグループの多様性を音楽として表現する姿が魅力的です。
今後の展開がますます楽しみですね。