人生100年時代、親との関係性は変化する？ PGF生命が『おとなの親子』の生活実態を調査！

PGF生命（プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険株式会社）が2024年9月10日から11日にかけて実施した「『おとなの親子』の生活調査2024」の結果が発表されました。70歳以上の実の親がいる40～69歳の男女2,000人を対象としたこの調査では、大人になってからの親子関係の変化や課題が浮き彫りになりました。

コロナ禍でも親との絆は深まる？年末年始に親に会う予定がある人は68%！

調査によると、別居親子の67.9%が今年の年末年始に親に会う予定があると回答しました。コロナ禍の影響で帰省を控えていた人も多かった中、コロナ前の生活風景が徐々に定着しつつあることがわかります。

親の介護、不安は？トップは「精神的負担」と「体力的負担」

親の介護について、不安を感じることを聞いたところ、「精神的負担」と「体力的負担」が34%を超え、トップとなりました。次いで、「介護と仕事の両立」や「介護費用が足りない」といった経済的な不安も上位にランクインしました。人生100年時代、親の介護は避けて通れない課題であり、多くの人が将来への不安を抱えていることがわかります。

親との関係性が変化したと感じた人は？頼られる存在に、距離が狭まった…

大人になってから親との関係性が変化したと感じたことがある人は14.4%でした。変化の内容としては、「自分たちが頼られる存在になった」「親のサポートを受ける側からサポートする側になった」「距離が狭まった」など、立場や役割の変化、そして親子の距離感の変化が目立ちました。

理想の『おとなの親子』は？芸能人親子では「高橋英樹さん＆高橋真麻さん」が2年連続1位！

理想の『おとなの親子』として、芸能人親子では「高橋英樹さん＆高橋真麻さん」が2年連続1位に輝きました。理由は「お互いに尊重し合っているように見える」「親子で常に話し合っていそう」「愛情たっぷり」など、良好な親子関係を築いている印象が強いようです。2位には「関根勤さん＆関根麻里さん」がランクインし、理由として「友達のように仲が良い」「性格が優しそう」などが挙げられました。

アニメでは「サザエさん」が理想の親子像として人気！

理想の親子関係を描いているアニメとして、1位は「サザエさん」でした。三世代同居の古き良き親子関係が描かれていることが人気の理由です。2位には「クレヨンしんちゃん」、3位には「ドラゴンボール」がランクインしました。

今回の調査では、親の介護や相続、老後の生活など、大人になってからの親子関係の変化や課題が浮き彫りになりました。親子の間でしっかりと話し合い、将来への不安を解消していくことが重要です。