安濃中央総合公園内体育館のトレーニングルームがリニューアルオープン
令和7年4月1日、三幸・三重県生涯スポーツ協会グループが管理する安濃中央総合公園内体育館にて、トレーニングルームのリニューアルオープンを祝う記念式典が開催されました。このイベントには、津市の重要な地域コミュニティとしての役割を再確認する場ともなりました。
式典には、館長の岩崎泰也や津市安濃総合市所の真柄利光支所長、津市自治会連合会安濃支部の田野田彰会長が出席し、テープカットセレモニーを行いました。リニューアルを祝う言葉の中で、岩崎館長は、市民の健康づくりや体力向上に寄与する施設としての役割を強調し、関係者への感謝の意を表しました。「新しいトレーニングルームが、地域の方々に愛され、より多くの市民に利用されることを願っています」との抱負も述べられました。
開館当日、多くの市民が新設されたトレーニングマシンを使い、運動を楽しんでいました。特に、長年利用しているという小林勇さんは、「トレーニングマシンが増えて、使いやすくなった。これからの運動がますます楽しみです」と嬉しそうに話しました。新たに導入された設備は、様々な年齢層の市民が利用できる設計になっています。
リニューアルの背景と目的
安濃中央総合公園内体育館は、平成12年の竣工以来、多くの市民に親しまれてきました。しかし、近年の機器の老朽化が課題となり、リニューアルが必要とされていました。津市は令和7年度に指定管理者の公募を行う際、トレーニングルームのリニューアル計画を提示しました。
このニーズに応えるため、三幸・三重県生涯スポーツ協会グループは、公共スポーツ施設を管理運営する実績をもとに、安全で充実したトレーニング環境の提供を目指しました。リニューアルは市民の健康促進と競技者のトレーニング支援を両立させることを理念に進められました。
新設備の導入について
リニューアルにあたり、三幸株式会社の専門家や国家資格を持つフィットネスクラブ・マネジメント技術者が中心となり、計画が練られました。新しいトレーニング室には、世界的に評価されているジョンソンヘルステック社の「MATRIX(マトリックス)」筋力トレーニング機器が導入されたほか、有酸素運動マシンには国内でも広く使われているセノー株式会社の製品が選ばれました。
また、ゴムマットの更新や鏡の設置も行われ、利用する市民がより快適に運動できる環境が整いました。これにより、すべての年齢層や運動レベルに対応できるトレーニング室が実現されています。
利用料金とアクセス
安濃中央総合公園のトレーニングルームは、今後も市民の健康促進に貢献していく意向です。利用料金は、1回券が310円、6回分の回数券が1,570円(年度末まで有効)、定期券は3,140円(発行から1ヶ月有効)となっています。
安濃中央総合公園内体育館は、これからも市民にとって安全で快適なトレーニング環境を秘密し、更なる健康の拠点として機能するでしょう。地域に根ざしたスポーツ施設として、今後の発展が期待されます。トレーニングルーム利用者はぜひこの新しい空間を体験し、楽しく健康づくりに励んでいただきたいです。