海老澤功課長受賞
2023-11-22 10:00:03

西東京市の海老澤功課長が受賞!公務員アワードでの歳出削減の功績

西東京市の海老澤功課長が受賞!



2023年10月28日、東京都西東京市の健康福祉部障害福祉課課長である海老澤功氏が『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2023』にて受賞を果たしました。

彼の受賞理由は、公設保育園の民営化を実現し、年間約7億円もの歳出を削減したことです。この取り組みは、市民、法人、自治体の三方にとってメリットが得られる形で行われました。

受賞の背景と経歴



海老澤課長は、49歳で地元の西東京市(旧田無市)出身。入庁以来、生活福祉課や東京都派遣を経て財政課、企画政策課などで幅広い経験を積んできました。特に、保育課や幼児教育・保育課での取り組みが評価され、彼が手掛けた保育園の民営化により、質の高い保育サービスの提供を実現しました。

このような業績に加え、彼は他の自治体職員からの推挙を受け、受賞者12名の中の第一人者に選ばれました。また、特別協賛社賞も受賞し、彼の取り組みがチームワークと高いプロセスを経て実現したことも評価されています。

公設保育園の民営化における三方良しの取り組み



海老澤課長が推進した保育園の民営化では、市民の視点を重視した改革が行われました。保育ガイドラインの策定により保護者が安心して子供を保育園に通わせるための基盤を整え、保育の質向上にもつなげています。さらに、寝具のリース化を導入することで、保護者の経済的負担軽減にも貢献しました。

法人にとっては、運営交付金を申請することで運営費を大幅に増やし、民間のアイデアを取り入れた独自性が発揮された高品質な保育が可能となりました。自治体にとっても、民間移譲の結果、運営費の削減や新たな財源の確保ができたことで、地域政策を一層強化する方針が打ち出されています。

このような多面的な改革は、全体のバランスを考慮した持続可能な成長を見込むものです。実際、保護者が赤ちゃんと一緒に相談できる「地域子育て支援センター」を各中学校区に設置する計画も進行中です。

日々の改善に対する姿勢



受賞者の海老澤課長は、日頃の業務の中での小さな改善を大切にしており、その積み重ねこそが大きな成果を生んだと感じています。推薦者たちからは、業務の見直しにおける高い適応能力や改善力が称賛され、実際に彼は30件以上の改善案を実施してきました。これらの経験は、市民や職員にとって有益な施策展開や業務改善に繋がっています。

受賞に対する感謝の言葉



受賞を受けた海老澤課長は、推薦してくれた同僚や職員、市長に感謝の意を示し、地域をより良くするために一丸となって努力してきた仲間たちの存在が自身の支えになっていると述べました。「行政サービスの質向上を図るため、今後も多くの方との対話を重視し、一歩ずつ前に進んでいきたい。」と、彼はさらなる改善への意欲を燃やしています。

西東京市は、住民のために努力し続ける姿勢をもって、今後も地域の発展に寄与していくことでしょう。海老澤課長の受賞は、地方公務員の重要性を再認識させるものであり、地域社会における明るい未来への期待を持たせてくれるものでした。

会社情報

会社名
西東京市役所
住所
東京都西東京市南町五丁目6番13号
電話番号

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