ディスレクシア・アート
2024-09-27 11:23:00

第2回ディスレクシア・アートコンペティション、創造力を育む表彰式開催!

第2回ディスレクシア・アートコンペティション結果発表



今年も、待望の第2回ディスレクシア・アートコンペティションが開催され、その結果発表が行われました。このコンペティションは、子どもたちが自分の創造的表現力を発見し、自己肯定感を育むことを目的としており、多くの才能ある応募者からの作品が集まりました。

ディスレクシアという学習障害は、外見ではわかりにくいものの、多くの人々に影響を与えています。40人程度のクラスに2~3人はディスレクシアの生徒がいると言われており、その特性によって日常生活での読み書きに困難を抱えることがあります。しかし、この障害を持つ子どもたち自身は、想像力豊かでユニークな視点を持っているのです。

今年のコンペティションのテーマは「ディスレクシアな日常」。子どもたちは、自らの生活や経験を通じて、課題を乗り越える姿勢やその中での楽しさを作品に昇華しました。最優秀賞、優秀賞、佳作を含む合計7点が、経験豊富なアーティストたちによって選ばれました。入賞を逃した作品も個性的で、審査が難航したことは明らかでした。

特に注目すべきは、表彰式が10月12日(土)に開催されるということです。この日は、江夏画廊(東京都港区)での実施に加え、ZOOMを通じても参加者が集い、ディスレクシアの理解を深める機会となります。このイベントには、特別審査員としてイギリスのベストセラー画家であるマッケンジー・ソープ氏が来日参加することも大きなトピックです。彼自身もディスレクシアの当事者であり、彼が描く愛のメッセージは、多くの人々に希望の光を照らしてきました。

ソープ氏は9月18日から10月13日まで東京、福岡、大阪で巡回する絵画展も行っており、多忙な日程の中で今回のコンペティションに参加されます。これにより、ディスレクシアというテーマに対する啓発活動もさらに広がることでしょう。

10月は、ディスレクシア月間として位置づけられています。この機会に、読み書きの困難さを抱える子どもたちへの理解と支援を求めるキャンペーンも展開されます。アートが持つ力を通じて、私たちの社会がどのように多様性を受け入れ、支えることができるかを考えさせられる時期です。

この活動に賛同し、無理のない範囲で寄付や協賛を検討している方々に向けて、ぜひエッジの公式ホームページを訪れてみてください。私たちの仲間として、ディスレクシアについての理解を広め、共に育む未来を築き上げましょう。

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