StartPassが新サービス「エンジェル税制まる投げサービス」を発表し起業家をサポート

StartPassが提供する新たな手続き支援サービス

株式会社StartPass（東京都新宿区）は、スタートアップ創業者のための新しいサービス「エンジェル税制まる投げサービス」を2024年10月24日より開始します。このサービスは、スタートアップがエンジェル税制の手続きを効率的に進めるためのものです。

スタートアップを支える新サービスの目的

StartPassは、"日本をスタートアップしやすい国へ"というミッションを掲げており、これまで約1,000社のスタートアップとともに成長を続けてきました。創業者が抱える時間の制約に応じ、税理士と協力してエンジェル税制の手続きを支援します。この新しいサービスは、スタートアップの創業者にとって非常に重要な役割を果たすでしょう。

エンジェル税制の診断が迅速に

エンジェル税制の適用を受けるためには、各自治体における手続きが必要であり、通常は複雑かつ時間がかかります。StartPassの「エンジェル税制まる投げサービス」では、税制適用の可能性をAからDの4段階で約1〜2週間以内に診断することができ、迅速な意思決定を支援します。エンジェル税制は、スタートアップに投資した個人に対する所得税の優遇制度であり、この取り組みは東京のスタートアップエコシステムの活性化にも寄与するでしょう。

有識者との連携

このプログラムの実施にあたっては、元EY新日本有限責任監査法人のパートナーで、エンジェル投資家としても知られる長南伸明氏が代表を務める長南会計事務所との連携を行っています。これにより、スタートアップが抱える様々な課題をワンストップで解決することが可能に。

低コストでのサービス利用

この新サービスは、月額10,000円から利用可能で、他にも多くの特典がついてくることが魅力の一つです。160社以上のVC、CVC、エンジェル投資家と結びつき、さらにAWSやNotionなど、総額800万円相当のサービスの特典を受けることができます。

スタートアップの声

多くのスタートアップからもこのサービスへの期待が寄せられています。例えば、エンジェル投資家の橋田一秀氏は、エンジェル税制がグローバルと比べて優れているものの、手続きが複雑であるため、今回のサービスによってその負担が軽減されると期待しています。

また、エンジェル投資家の宮本邦久氏や山本正喜氏からも、スタートアップにとってこのサービスが大きな助けになるとのコメントが寄せられています。彼らは、エンジェル税制の制度を活用することで、より多くの投資機会が生まれると期待しています。