東京都の支援で美容医療アプリ『W/Beauty』が成長加速中！

東京都の支援を受けた美容医療アプリ『W/Beauty』が注目を浴びています

UpToU株式会社は、東京都主催の「青山スタートアップアクセラレーションセンター（ASAC）」の第20期プログラムに選ばれたことを発表しました。これにより、同社が開発した美容医療意思決定サポートアプリ「W/Beauty」が急成長する機会を得ることとなります。

1. ASACが目指す社会的意義とビジョン

ASACは、東京都がスタートアップの創出を促進するために設立した支援拠点です。政策課題や社会貢献を重視するビジネスに対して、5ヶ月にわたる密なアクセラレーションプログラムが提供されます。このプログラムには191社の中から選ばれた12社が参加し、各種メンターや企業からのサポートを受けながら成長を目指していきます。

UpToUが掲げるビジョンは「新たな価値基準を創造し、美容医療を通じて心の前向きな変化を促し、人生の可能性を広げる」とのことであり、特にこの視点が評価されての採択となりました。

2. 期待される美容医療業界への影響

6月17日に行われたキックオフイベントには約100名の関係者が集まり、UpToUの代表である荒木茉衣がプレゼンテーションを行いました。この場で、同社の取り組みや「W/Beauty」の社会的なインパクトが共有され、多くの関心を集めました。このアプリはアジア初の美容医療のログ管理・ジャーナリング機能を持ち、美容医療の透明性を向上させることが期待されています。

3. W/Beautyの機能とは

『W/Beauty』アプリでは、美容施術履歴を一元管理するだけでなく、クリニックや医師のリスト機能も提供しています。この機能によって、ユーザーは自分の美容医療の記録を簡単に整理し、必要な情報を手に入れることができます。さらに、今後は美容院やネイル、マツエクなどの情報も登録可能になるため、美容全般のサポートが期待されています。

アプリのダウンロードは以下のリンクから可能です：

- iOS版
- Android版

4. 都の政策課題との連携

美容医療が生活の質向上や自己肯定感の回復に貢献することが求められている中、W/Beautyは東京都の「こころとからだの健康支援」とも関連性があります。同社は、美容医療を通じて、ただ外見を変えるのではなく、人々の生活自体をより良いものにすることを目指しています。また、行政や医療制度との連携を進め、安心して美容医療を受けられる社会作りを目指しています。

5. 代表のコメント

荒木氏は、「ASACプログラムに採択されたことは、美容医療の課題が社会的にも重要であると認識された証でもあります。国民生活センターに寄せられる美容医療トラブルは近年増加しており、私たちの取り組みが必要とされていると実感しています」と述べており、今後の展望について意気込みを語りました。

今回の採択により、UpToUは美容医療業界の前進に寄与し、ユーザーと医療従事者の両者にとって有益なインフラの構築を目指していく意向を示しています。