東洋書画の魅力を探る「日華名家書画篆刻珍蔵展」が開催

書道と美術の饗宴、第1回「日華名家書画篆刻珍蔵展」開催

2025年4月4日から6日まで、大阪の
嵩嶋画廊にて「日華名家書画篆刻珍蔵展」が開催されます。この展覧会では、日本と台湾の有名な芸術家たちの選りすぐりの作品や収蔵品が展示され、中国画や書道、篆刻、水墨画といった多彩なアート作品が一堂に集まります。この機会に、東洋の書画芸術が持つ深い意義や文化的魅力を体感していただけます。

日華名家書画篆刻珍蔵展

著名書道家・坂口十里もこの展覧会に参加し、自らの作品を披露します。坂口氏は、現代と伝統を巧みに融合させた独自のスタイルで知られ、疎遠になりがちな書道と水墨画の深い意義を、現代美学とともに追求しています。彼の水墨創作シリーズ《存在しない幻想空間》の原作品もこちらで見ることができ、復刻品はフランス・ルーブル美術館のカルーゼル・デュ・ルーヴルで同時期に開催される「アートショッピング-国際現代アートサロン展」にて展示される予定です。

嵩嶋画廊は、「坂口十里の作品は、彼の繊細な筆使いと深遠な意境が特長であり、水墨と現代美学との融合は、新たな視点を与えてくれます」と述べています。坂口氏は、近年、国際的なアート展にも積極的に参加しており、ミラノやマイアミビーチでの展示は大きな注目を浴びています。

「日華名家書画篆刻珍蔵展」は、アート愛好家やコレクターにとって、貴重な作品を間近で鑑賞できる機会です。作品の芸術的価値や文化的背景については、専門の通訳による解説も行われますので、より深く作品を楽しむことができることでしょう。また、参加者同士の交流の場も設けられ、芸術に対する理解を深めることができる一大イベントとなります。