助産師YouTuberシオリーヌが設立した新会社の取り組みとは

助産師YouTuberシオリーヌが新たに株式会社Rineを設立

助産師でありながら性教育に対して意欲的に発信しているYouTuber、シオリーヌが2022年10月に新たに「株式会社Rine」を設立しました。シオリーヌは、実際に助産師として産婦人科での勤務を経験しながら、YouTubeチャンネル「【性教育YouTuber】シオリーヌ」を運営。立ち上げからわずか1年で登録者が10万人を突破し、現在は17万人以上の支持を受ける人気チャンネルとなっています。彼女の情報発信は多くの人々の性教育への理解を深める一助となっています。

性教育の必要性を実感

シオリーヌは性教育の重要性を痛感し、それを広く伝えるための活動を続けています。2020年には、初の著書『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』、続いて『こどもジェンダー』を出版し、後者は厚生労働省からも推薦を受けるなど、その影響力はますます広がっています。さらに、全国各地で行われている学校や教職員を対象にした講演活動を通じて、彼女は性教育の大切さを訴え続けています。

株式会社Rineの背景と目的

シオリーヌが株式会社Rineを設立した背景には、2022年の夏に自身が第一子を出産し、宿泊型産後ケアサービスを利用した経験があります。この体験を通じて、母親が心身ともに回復することの重要性を再確認したシオリーヌは、産後ケアの普及に取り組むことを決意しました。近年、産後ケア事業の重要性が認識されつつありますが、まだまだアクセスのハードルが高く、利用者が限定されている現状です。シオリーヌは、これを打破し、より多くの人々に産後サポートを届けたいと考えています。