夏休み旅行トレンド
2024-07-01 21:28:27

国内旅行人気上昇!今年の夏休みに注目すべきトレンドは?訪日客増加に伴う課題も

国内旅行人気上昇!今年の夏休みに注目すべきトレンドは?



株式会社クロス・マーケティングが実施した「新型コロナウイルス生活影響度調査」によると、今年の夏休みに最も人気なのは「県境を越える国内旅行」だということが分かりました。調査は全国47都道府県在住の20~69歳の男女2,500人を対象に行われ、2024年6月21日~23日に実施されました。

調査結果によると、今年の夏休みの予定として、「県境を越える国内旅行」が23%とトップに。次いで「お墓参り」18%、「帰省」16%、「お祭り・花火大会」15%と続きました。猛暑の影響もあり、映画館やショッピングなど、室内で過ごせる場所への予定も昨年より増加しているようです。

旅行先への移動手段では、「自家用車」が59%と最も多く、次いで「新幹線」50%、「電車」42%、「航空機」35%という結果になりました。自家用車を選んだ理由としては「周りの人に気を使わなくていい空間が確保されている」という意見が多く、新幹線は「予定通りの時間で移動できる」、航空機は「移動時間が短い」といった特徴的な理由が挙げられました。

訪日外国人観光客増加による課題も



一方で、訪日外国人観光客の増加に伴い、マナーや交通ルール遵守を求める声も高まっています。調査では、訪日外国人観光客に対して「路上飲みや禁煙場所での喫煙、ごみのポイ捨てなどのマナー違反をやめてほしい」「信号無視や歩道のないところでの横断など交通ルールを守ってほしい」「訪日外国人観光客で混雑している観光地へは行きにくい」といった意見が多く見られました。特に60代ではこれらの意見が顕著に多く見られたとのことです。

新型コロナウイルスに対する不安は依然として根強い



調査では、新型コロナウイルスに対する不安やストレス度も調査されました。直近1週間の不安度は、感染者数増加の影響もあり、4月より2.2ポイント上昇し、30%に。将来に対する不安度は横ばいでしたが、直近1週間のストレス度は2023年8月より横ばいが続いているとのことです。

まとめ



今年の夏休みに最も人気なのは、県境を越える国内旅行。旅行者の行動範囲は広がり、外出頻度も増加傾向にある一方で、訪日外国人観光客の増加に伴い、マナーや交通ルール遵守を求める声も高まっていることがわかりました。新型コロナウイルスに対する不安やストレスは依然として根強いですが、今後の状況次第でさらなる変化が見られる可能性も考えられます。


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