Baseconnect株式会社が資金調達を行い導入企業数5000社超
Baseconnect株式会社がこのたび、プレシリーズAラウンドにて4.3億円の資金調達を実施した。同社は2017年に設立され以来、法人営業を支援する企業情報データベース「Baseconnect LIST」を展開。今回の資金調達により、さらなるサービスの向上とデータの拡充が期待されている。
資金調達の概要
今回のラウンドでは、ジェネシア・ベンチャーズ、YJキャピタル、キャナルベンチャーズ(日本ユニシスCVC)など、複数の投資家からのフォローオン投資を受けた。これにより、Baseconnectは設立から累計で約6.4億円の資金を調達している。ジェネシア・ベンチャーズは本ラウンドでもリード投資家として重要な役割を果たした。
導入企業数5000社の達成
Baseconnectが2018年4月に開始した「Baseconnect LIST」は、リリースからわずか半年で5000社以上の企業に導入され、利用企業は東証一部上場企業から中小企業まで多岐にわたる。法人営業の業務効率化だけでなく、提携先の開拓やM&Aの仲介といった多様なニーズに応えていることから、その利用用途は広がり続けている。
最近の3ヶ月では、特にマーケティングコストをほとんどかけずに、毎月1000社以上の新規ユーザーを獲得。これは同社のサービスが企業にとって高い価値を提供している証であろう。
データの拡充と今後の展望
Baseconnectは提供する企業データの数を現在40万社以上とし、来年春には100万社に達する見込みだ。また、調達した資金はサービスやデータのさらなる拡充、開発体制の強化に使われる。このような進展を通じて、同社は「世界中のデータを繋げることで、ダイレクトに必要な情報にアクセスできる世界を作る」というミッションを掲げ、その達成に向けた取り組みを進めている。
Baseconnect株式会社の基本情報
このようにBaseconnectは、注目される企業として成長を続けており、今後の活躍が期待される。企業情報の収集と分析がますます重要視される現代において、彼らのサービスのニーズは高まる一方だ。