イオン銀行とイオンエンターテイメントが特別支援学校で financial classと映画鑑賞を実施

特別支援学校生徒のための校外学習

2024年12月、埼玉県立春日部特別支援学校宮代分校および船橋市立船橋特別支援学校の生徒が、イオン銀行とイオンエンターテイメントの共同企画による特別な校外学習に参加しました。このイベントは「卒業後の暮らしに役立つお金」をテーマに、金融知識を身に付ける体験型授業と映画鑑賞を組み合わせたもので、60人以上の高校生が参加しました。

この取り組みは、イオングループが設立したイオン社会福祉基金を活用して行われました。基金は、障がい者の社会参加を促進するための支援活動を行い、労使双方が積み立てた資金から運営されています。特別支援学校の生徒にとって、これらの体験が今後のキャリア形成に貢献することを目指しています。

校外学習は、イオンモール春日部とイオンモール幕張新都心にて実施され、参加者はモール内の安全な環境で学びました。授業では、銀行の役割や預金サービスについての講義が行われ、続いて実際のATM操作や、WAONカードへの現金チャージ体験が行われました。これにより、生徒はお金の使い方や管理方法を実践的に学びました。

さらに、映画館「イオンシネマ」にて映画鑑賞をしながら、WAONカードを活用したキャッシュレス決済にも挑戦しました。映画を観ることは生徒にとって新しい体験であり、他のクラスメートと共に楽しむ機会となったことも喜ばれました。参加者からは「ATMや電子マネーを使うのが初めてでとても楽しかった」、「先生や友達と一緒に映画を見られて嬉しかった」といった感想が寄せられました。

教員からも「社会人になるために大切なお金の使い方を学べたことが嬉しい」、「イオンモール内は安全性が確保されており、安心して校外学習ができた」といった声があり、イベントの成功を感じられるものでした。

イオン銀行とイオンエンターテイメントは、今後もこのような取り組みを継続し、企業活動を通じて社会課題の解決に向けた支援活動を推進していきます。持続可能な社会の実現を目指し、イオングループ全体での協力を強化しながら、より多くの人々の生活向上に寄与することを目指しています。これからも、特別支援学校の生徒の未来を支える活動を期待したいと思います。