HENNGE OneとTROCCO連携
2025-10-30 12:20:42

HENNGE OneとTROCCOの連携でセキュリティ運用を効率化

HENNGE OneとTROCCOによる連携の意義



HENNGE株式会社は、同社のクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」が、株式会社primeNumberが提供するクラウドETLサービス「TROCCO」とのAPI連携を開始したことを発表しました。この連携は、セキュリティログの自動収集と分析の効率化を図り、企業のIT運用の質を高める狙いがあります。

HENNGE Oneとは



HENNGE Oneは、SaaS環境におけるセキュリティリスクを軽減することに特化したサービスで、国内でのシェアがトップのセキュリティソリューションです。HENNGE Oneでは、アクセス権管理、データの漏洩防止、サイバー攻撃からの保護など、各種セキュリティ機能を提供します。これにより、企業の生産性向上を実現し、業務の効率化を支援します。

TROCCOについて



一方、TROCCOは企業が蓄積したデータを効率的に収集し、特定の形式に変換した上で、さまざまなデータストアに自動で格納するサービスです。このプロセスはETL(Extract, Transform, Load)と呼ばれ、データ活用の基盤を提供してきました。2,000以上の企業・団体が採用しており、その機能は多岐に渡ります。データの可視化や分析を助けるため、操作性にも優れているのが特徴です。

API連携のメリット



監査対応の効率化



今回の連携により、HENNGE Oneで獲得したアクセスログや操作ログがTROCCO経由で自動的にデータウェアハウス(DWH)に収集されます。これにより、システム管理者はログの長期保管を容易にし、監査対応に必要な証跡管理業務の工数を大幅に削減することが可能になります。

ログの統合分析



HENNGE OneのログデータをTROCCOを通じて他のシステムと統合することができるようになるため、利用状況を一元的に見える化し、異常な挙動の検知がしやすくなります。この分析により、セキュリティの強化が期待できるでしょう。

運用負荷の軽減



ログの集計や保存、監査報告といった手作業を自動化することで、情報システム部門の運用負荷が大幅に軽減されます。これにより担当者は、より戦略的な業務に集中できるようになり、会社全体の生産性が向上します。

今後の展望



HENNGEは、今後もHENNGE Oneと連携するSaaSを増やし、企業のテクノロジー活用と変革を果たすための支援を継続していく方針です。

HENNGEとprimeNumberの紹介



HENNGE株式会社は1996年に設立।設立以来、テクノロジーの活用による社会の変革を目指しており、多様なサービスを展開しています。特に、「HENNGE One」はクラウドベースのセキュリティサービスとして国内で高い評価を得ています。また、primeNumberもデータ活用によるビジネスの強化を掲げており、データETLの分野で強い影響力を持つ企業です。

まとめ



HENNGE OneとTROCCOの連携は、企業のセキュリティログの自動収集と分析をリアルタイムで実現し、監査対応や運用の効率を大幅に改善することが期待されます。テクノロジーの進化により、企業はこれまで以上に安全で効率的な運営が可能となります。


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会社情報

会社名
HENNGE株式会社
住所
東京都渋谷区南平台町16番28号Daiwa渋谷スクエア
電話番号
03-6415-3660

トピックス(IT)

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