働く女性の健康支援サービスがグループ参画
働く女性の健康支援に特化したサービス「Carefull(ケアフル)」を運営するCarefull株式会社が、アイスタイルグループに参画したことを発表しました。この提携により、両社はより多くの企業に向けて女性特有の健康課題を解決するソリューションの提供を目指します。
Carefullのサービス内容
Carefullは、月経、妊活、更年期など、女性ならではの健康に関する課題を解決する法人向けのフェムテックサービスを展開しています。これまでに100社以上の企業に導入されており、特に大企業を中心とした多くの実績があります。サービスは、生理痛体験の研修や福利厚生の提供を通じて従業員のヘルスリテラシーを向上させることに貢献し、より働きやすい環境の構築を支援しています。
導入することで、働く女性のQOLの向上や社内コミュニケーションの改善が期待され、職場全体の風通しの良さを生み出す効果があります。たとえば、福利厚生にCarefullのサービスを取り入れた企業では、従業員からの満足度も高く、企業イメージの向上にも寄与しているとのことです。
Carefullの代表からの意気込み
Carefull株式会社の代表取締役である張聖氏は「私たちは創業以来、すべての人が仕事とライフイベントの両方を両立できる社会を目指してきました。健康行動というのは、知識や制度だけではなく、「無理なく、楽しく続けられる体験」として提供することが重要です」とコメントしています。
アイスタイルの強力なブランド力やユーザーベースと連携することで、福利厚生制度をより多くの人々に届けられると確信しているとのことです。今後も社員の健康と働きやすさを支援する新たなウェルネスの形を提案していく意向です。
アイスタイルグループのコメント
アイスタイルグループの代表取締役会長兼CEOである吉松徹郎氏は、「Carefullが私たちのグループに参画したことを非常に嬉しく思っています。女性が健康的に、そして自分らしく働き続けることを目指している姿勢に私たちは注目してきました」と述べています。
企業の人的資本経営と直接関わる健康課題に対して、Carefullと共に日本の企業が「従業員の健康支援を通じて成長する時代」を切り拓くことができるよう、全力でサポートしていく考えを示しました。
まとめ
Carefullとアイスタイルの参画は、働く女性へのサポートに新たな風を吹き込むことが期待されています。女性の健康に特化したサービスが、企業にどのように浸透していくのか、今後の展開に注目です。