世田谷区に新たな看護小規模多機能居宅介護施設がオープン

世田谷区上北沢に新たな介護拠点が誕生

東京都世田谷区上北沢に、2025年3月1日に看護小規模多機能型居宅介護事業所「やさしい手看多機かえりえ上北沢」が開所しました。この新しい施設は、訪問看護事業所「訪問看護かえりえ上北沢」と連携機能を持ち、在宅での安全で安心な生活をサポートします。

看護小規模多機能型居宅介護とは

看護小規模多機能型居宅介護事業所では、主に看護サービスを中心に、通いサービス、訪問サービス、宿泊サービスが提供されます。通いサービスでは、利用者が施設に通い、訪問サービスはスタッフが家庭を訪問し、宿泊サービスでは施設に宿泊できる環境が整っています。これにより、在宅での生活を支える柔軟性のある介護が実現しています。最大29名の登録が可能で、日中の通所定員は18名、宿泊定員は9名となっています。

在宅生活を支える多様なサービス

この新しい事業所は、在宅復帰や継続をサポートする設計となっており、特に最近では短期間での退院が増えつつある中で、医療ニーズの高い方々にも対応しています。看護を中心としたケアが行われ、状態の経過観察も含めた支援が行われます。利用者が安定した在宅生活を送れるよう、必要に応じて一般在宅サービスへの移行についても相談できます。

医療機関との連携

在宅で生活を続ける上では、介護と医療の両方の支援が不可欠です。看多機かえりえ上北沢では地域の医療機関と密に連携し、定期的に利用者に関するカンファレンスを実施しています。これにより、迅速かつ的確な医療情報の提供が可能となり、利用者のニーズに応じたサービスを充実させています。

地域包括ケアの強化

看多機かえりえ上北沢の開所により、世田谷区における地域の在宅復帰者の支援体制が強化されます。訪問看護を併設することで、医療と介護の連携がさらに進み、地域包括ケアの拠点として機能することが期待されます。お住まいの地域でしっかりとした支援を受けられる体制が整い、安心した生活を送れるようサポートしていきます。