建設業の電子契約
2023-12-12 10:00:02

建設業の新時代を切り開く電子契約サービスの登場

建設業の新時代を切り開く電子契約サービスの登場



電子帳簿保存法に対応した「UC+(ユクタス)ケイヤク」と建設業ERPシステム「PROCES.S(プロセス)」の連携機能が、2023年12月にリリースされる予定だ。この新機能は、企業の業務効率化を図るために設計されており、現在の建設業界が直面している多くの課題を解決する手助けになる。

1. 開発の背景


建設業界では、契約業務において法律により厳しい制約が課されている。例えば、工事請負契約ではFAXやメールによるやり取りが認められず、必ず署名または押印された書類の原本が必要だ。このため、郵送費や印紙代はもちろん、印刷や製本、そして契約書の保管にかかる手間も大きな負担となっていた。電子契約サービスが一定の条件を満たすことで、電子的に文書を作成できる枠組みが整う中で、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)が急務とされている。

約350社の導入実績を持つITSが提供する「PROCES.S」は、すでにクラウド化や工事請求書の電子化に対応してきた。しかし、今回の新しいオプションは、オンライン上での注文書発行業務を完結できる機能を持つ。これにより、さらなる業務効率化が期待される。

2. 新しい連携オプションの特徴


「PROCES.Sユクタスケイヤク連携オプション」は、電子契約システムであるUC+と連携することによって、煩雑な注文書の処理を電子化し、契約書の管理作業を大幅に軽減する。以下がその主な機能だ。

2.1 電子注文書の一括発行


WebAPIを通じ、PROCES.Sの発行画面から直接電子契約サービス「UC+」を利用して、電子注文書を簡単に発行できる。電子注文書の作成後、取引先とブラウザ上での契約が可能で、契約が締結されると、電子帳簿保存法に則ったタイムスタンプも付与される。

2.2 自動契約約款の添付


電子注文書の発行時に、契約約款を自動で添付できる機能も実装されている。材料発注や外注発注に応じた別々の約款を設定し、必要に応じて約款を切り替えたり業者ごとに約款の区分も行えるため、かなり柔軟に対応が可能だ。

2.3 クラウド環境への自動保管


発行された電子注文書は、電子帳簿保存法に準拠したタグ付きで自動保管される。取引先、取引年月日、取引金額に加え、工事コードや注文番号も自動で付与されるため、管理が一層便利になる。

3. 「PROCES.S」とは何か


PROCES.SはITSが開発した、業種特化型のERPシステムで建設業務の効率化を図るための全面的なサポートを提供する。会計、原価管理、支払、請求入金管理など、建設業に必要な機能をパッケージ化し、クラウド上で運用することが可能です。さらに、電帳法に対応した実績もあり、ユーザーに安心感を提供する。

4. まとめ


これらの新機能が組み合わさることで、建設業界のDXが促進され、業務効率化が期待される。今後もITSは、最新のテクノロジーを取り入れ、建設業界の革新を支えるためのサービスを展開していく。興味がある方は、ぜひ公式サイトを通じて詳細を確認しておくことをお勧めしたい。

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会社情報

会社名
株式会社内田洋行ITソリューションズ
住所
東京都江東区永代1丁目14-5 永代ダイヤビルディング
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