横浜シーサイドラインとのコラボで地域活性化を図る施設探検ツアーの実施

地域をつなぐ探検ツアー

12月13日、横浜市金沢区に位置する大規模物流施設「Landport横浜杉田」にて、地域の活性化を目的とした施設探検ツアーが開催されました。本イベントは、地域住民や家族連れが参加し、普段は目にすることのできない施設内部を見学しながら、地域のイベントや防災活動について学ぶ機会を提供しました。

施設探検ツアーの概要

このツアーでは、40名以上の参加者が集まり、施設の特徴的な設備を紹介しました。「Landport横浜杉田」は、地域の皆様に開放された「オープン・シェア型」物流施設として知られています。参加者は、立体自動倉庫や屋上に設置されたスマートコミュニティ農園を見学し、その先進的な取り組みを体感しました。

さらに、イベントでは地域防災活動の一環として、東日本大震災での実体験を基にした講演が行われました。避難所での困難な日常生活や、防災備蓄の重要性、日頃からの家族間での避難行動についての話し合いの大切さが参加者に強調されました。

地域との連携

このイベントは、株式会社IHIと野村不動産株式会社が共同で開発した施設であり、「プレミアム探検ツアー」として横浜シーサイドラインが主催しました。施設周辺に住む人々や地域の関係者とのつながりを深め、地域にとって価値のある機会として認識されています。

今後も、地域防災意識の向上を図るため、定期的なイベントが開催される予定です。2025年4月以降には、既に20件以上の施設見学が行われており、地域連携を強化しながら、多様な活動が展開されています。

参加者の感想

イベント終了後には、アンケートを通じて参加者から様々な声が寄せられました。「こんなすごい倉庫が近くにあるとは思わなかった」といった驚きの声や、「防災基地としての機能にも感謝している」という温かい意見も聞かれました。参加者は、物流施設が地域にどのように貢献しているのかを実感したようです。

まとめ

「Landport横浜杉田」は、地域とのつながりを強化しながら防災力向上を図る「オープン・シェア型」物流施設です。このような取り組みを通じて、人々が集まり、交流を深めていく場としての役割を果たしていくことが期待されます。地域住民の声を反映し、更なる活動を展開していくことで、横浜市金沢区全体が一つとなり、地域の活性化が進むことを願っています。