ヤンマーのデータ基盤改革
2026-07-24 13:30:37

ヤンマーホールディングスがQuollio導入でAI時代に対応したデータ基盤整備へ

ヤンマーホールディングスがQuollioを導入し、AI時代に適応



概要


ヤンマーホールディングス株式会社は、グローバルに展開する多彩な事業を支えるために、株式会社Quollioが提供する「Quollio Data Intelligence Cloud(QDIC)」を導入しました。この取り組みは、複雑なサプライチェーンマネジメント(SCM)の最適化を目指し、AIを活用したデータ基盤の構築を進めるものです。

導入の背景と目的


同社は中期経営計画「MTP2030」を掲げ、国際的な成長を追求しています。その中で特に注力しているのが、多様性に富んだ事業の調和と、サプライチェーンの効率化です。複雑化した在庫管理や資金の運用効率を向上させることが、今後の成長における重要な鍵とされています。

現在、ヤンマーホールディングスでは各事業が異なるビジネスモデルを持っているため、システムの統一が困難です。この結果、異なるデータ形式や手作業によるデータ処理のリスクが浮き彫りになっています。将来を見据えたAIフレンドリーなデータの管理には、メタデータを統制するためのデータカタログが不可欠だとされます。

Quollio Data Intelligence Cloud導入の決め手


同社はデータカタログの導入について、以下の4つのポイントを重視し、QDICの採用を決定しました。
1. 国産ベンダーとしてのコミュニケーションの良さ: UIが直感的で、迅速な意思疎通が可能であるため、ビジネス課題に対する理解が早い点が評価されました。
2. 明確な価格体系と投資対効果: 長期的なコスト見通しが立てやすく、予算の透明性が確保されています。
3. 充実したAI活用のためのAPI: AIを前提とした機能が整っており、データ管理においても柔軟性があります。
4. 迅速で手厚い伴走支援: 導入後の改善要望に迅速に対応できる体制が魅力でした。これらの要素が、選定の決め手となりました。

導入後の活用と成果


QDICの導入により、ヤンマーホールディングスでは「メタデータ設計」に取り組み始め、業務に即したデータタグ付けが行われるようになりました。この結果、必要な情報にアクセスするスピードが格段に向上しました。特に、事業部単位でのPSI(生産・販売・在庫)分析での成果が見られています。

各基幹システムからのデータ収集とその整備が進む中で、正確なデータ分析が実施可能な体制が整いつつあります。これにより、在庫管理や実績計上のタイミングについても明文化されたメタデータが公開され、データ分析者が迷うことなく正しい情報にアクセスできる環境が築かれています。

今後の展望


ヤンマーホールディングスは、SCMや在庫管理にとどまらず、製品別の損益把握やタレントマネジメントの可視化など、データカタログの利用領域を拡大していく考えです。また、生成AIを利用したワークフローの自動化やAIエージェントの実装も進んでおり、SCM分野への応用も視野に入れています。これにより、全社的なSCM改革が加速することが期待されています。

ヤンマーホールディングスのコメント


常務取締役の奥山博史氏は、「AIがデータ基盤を横断して必要な統計を導き出す時代が来る。そのためには、AIフレンドリーなデータ基盤が不可欠であり、QDICはその実現に向けた第一歩ではないか」と語りました。

企業情報


ヤンマーホールディングス株式会社の本社は大阪に位置し、農業機械や建設機械など多様な事業を展開。株式会社Quollio Technologiesも、データガバナンスとAI活用を支援する専門企業として注目を集めています。これにより、今後も企業間のデジタル化が進むことが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社Quollio Technologies
住所
東京都港区芝大門2-1-16+SHIFT SHIBADAIMON 1階
電話番号
03-6773-5976

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