新型電子血圧計「CH-551」登場
シチズン・システムズ株式会社が9月1日に発売した新型電子血圧計「CH-551」。この製品は、従来機の「CH-463E」と比べて液晶画面が大きく、視読性が大幅に向上しています。また、最大の特徴は、2人分の測定結果をそれぞれの朝・夜に分けて表示できる新機能です。
目を引く大画面とスタイリッシュなデザイン
「CH-551」の液晶画面は、従来の1.6倍のサイズを誇り、文字も約2倍に拡大されているため、目が悪い方でもこれまで以上に見やすくなりました。また、本体は縦型のスリムデザインで、背面にはカフを収納できる機能も付いており、使用後の置き場所にも困りません。時計表示機能も搭載されているため、必要ない時には置き時計としても利用可能です。
健康管理をサポートする新機能
この電子血圧計には、以下のような多くの先進的な機能が搭載されています。
- - 2ユーザーメモリー: 2人での健康管理ができて、測定結果をそれぞれの日付と時刻付きで最大90回ずつ、合計180回分記録できます。
- - 朝・夜メモリー表示: 測定したデータを自動でピックアップし、朝・夜の7日間平均値を表示することが可能です。
- - 血圧分類表示: 測定した値が日本高血圧学会のガイドラインに基づき、正常、境界、高血圧の3段階で表示され、それぞれの状態が一目でわかります。
また、測定中に体動があった場合には「体動マーク」が点灯し、脈拍の間隔が不安定な際は「脈間隔変動マーク」が点灯して、再測定を促す仕組みも整っています。これにより、より正確なデータを得ることができます。
仕様と価格
「CH-551」の販売価格はオープンで、実勢予想価格は約6,000円です。カフの適用腕周囲範囲は22~32cmで、付属品として腕帯、バッテリー、取扱説明書などが含まれています。製品の寸法は約105mm(幅)×166mm(高さ)×122mm(奥行)で、質量は410g(電池無)となっています。
年間の販売台数は180,000台を見込んでおり、国内外での展開が期待されています。家庭での血圧管理はもちろん、高齢者や家族間での健康保持にも役立つ製品といえるでしょう。
伝統あるシチズンの技術が詰まった「CH-551」は、これからの健康管理をより一層便利にしてくれるアイテムです。