フェレロがCSRイベントを都内で実施
世界的な製菓企業として知られるフェレロが、12月4日(水)、東京のイタリア大使公邸にて第2回目となる「フェレロCSRイベント」を開催しました。このイベントでは、フェレロの社会的責任と日本市場への強い姿勢を示す機会として、多くの注目を集めました。
受賞者発表:パッケージデザインコンテスト
今年のイベントでは、日本の大学と連携した新たな取り組みとして、パッケージデザインコンテスト「MADE IN ITALY, WRAPPED IN JAPAN」が行われました。これにより、日本の若い才能を発掘し、彼らの創造力を表現する場が提供されました。参加したのは、千葉商科大学、中央大学、東海大学、東京都市大学の4校からなる32チームで、合計66作品の応募がありました。
受賞者は以下の通りです:
- - グランプリ:東海大学「あかり」チームのテーマ「ゴールデンクリスマス」
- - 準優勝:
- 東海大学「PD2」チームの「ニューイヤー」
- 東海大学「PD2」チームの「バレンタイン」
- 東海大学「PD1」チームの「東京」
- - 特別賞:千葉商科大学政策情報学部Bチームの「ゴールデンクリスマス」
受賞者にはトロフィーとフェレロ製品が贈呈され、グランプリチームには賞金30万円が与えられました。また、グランプリと準優勝のデザインは今後のプロモーションに使用される予定です。
環境への取り組みと新目標
イベントでは、フェレロの第10回CSRレポートも発表されました。今年のレポートでは、パッケージングに焦点を当て、「2025年までに商品パッケージの100%を再利用、リサイクル、または堆肥化可能なものにする」という新たな目標が明らかにされました。この目標は、循環型経済への転換を目指すフェレロの取り組みを強化するものです。
マッシモ・ダンブロージオ(フェレロ日本・韓国地区責任者)は、サステナブルなパッケージの追求は製品デザインを犠牲にするものではないと強調しています。「フェレロの製品は楽しい体験を提供するものであり、その体験はパッケージから始まっています」と述べ、新たな取り組みが次世代のデザイナーに刺激を与えることを期待しています。
また、ダンブロージオ氏は「Sharing values to create value(価値の共有による新たな価値創造)」というフェレロの目標が、サステナビリティや地元コミュニティへの貢献に向けた取り組みとしていかに重要であるかを語りました。フェレロは、競争の激しい日本市場においても高品質な製品体験を提供し続けることによって、さらなる成長を遂げると信じています。
フェレロのプロフィール
1946年にイタリアのピエモンテ州アルバで設立されたフェレロは、現在、売上100億ユーロを誇るチョコレート製菓分野のグローバル企業であり、世界の製菓業界で第3位に位置しています。50ヶ国以上で4万人の従業員を抱え、25の生産拠点を持ち、170以上の国で商品が展開されています。フェレロの社会的責任に関する詳しい情報は、
こちらで確認できます。