スタジオアリスが家族写真撮影会を実施！入院中のこどもたちに笑顔を届ける

スタジオアリスによる特別な家族写真撮影会

2024年10月9日、大阪府吹田市に位置する国立循環器病研究センターで、株式会社スタジオアリスとあけみちゃん基金が主催する特別な家族写真撮影会が開催されました。これは、入院中のこどもとそのご家族を対象としたもので、日常生活から離れた特別な体験を通じて、少しでも笑顔を届けたいという思いから実現されました。

当日は、これまで心疾患を苦に長期入院しているこどもたちやそのご家族10組が参加し、スタジオアリスの撮影ブースが設けられました。こどもたちは、自分の好きな衣装を選び、ヘアセットを施された後、プロのカメラマンによる記念撮影が行われました。撮影された写真は、全て無償でご提供され、家族の大切な思い出となることが期待されています。

意義深い体験

この試みは、スタジオアリスにとっても初めての試みであり、今後の展開に向けた大きな一歩となります。参加したご家族からは多くの喜びの声が寄せられました。例えば、うまれつき心臓が弱く、手術を重ねているこどもを持つ比屋根さんは、「家族全員が揃う機会がなかなかない中、貴重な経験ができて本当に良かったです。」と話しました。入院生活が長いと、特別な経験が少なくなりがちですが、今回の撮影会はそのような状況を打開する素晴らしい機会になったようです。

また、髙木さんのご家族も参加し、「衣装を自分で選べて嬉しかった。病院内という環境でも楽しい経験ができ、撮影もご機嫌で進められたのは本当にありがたかったです。」と感想を寄せてくれました。こうしたお声が、この撮影会の意義を示すものとなります。

医療現場との協力

国立循環器病研究センターの看護師の方もこの取り組みについてコメントを寄せており、「入院中のこどもたちは、普段我慢していることが多く、そんな中で思い出を作ることができる場を提供できたことは、非常に意味のあることでした。」と、この撮影会がもたらす意味深さを訴えました。こうした医療とサポートの連携が、より多くのこどもたちの心を支え、家族の絆を深める手助けになることが期待されます。

スタジオアリスの取り組み

スタジオアリスでは、これまでもこどもたちの成長を記録する目的でさまざまなメニューを展開してきましたが、今回のように病院に出向いて特別な体験を提供する取り組みは初めての試みでした。家族の想いを大切にし、思い出が輝き続けるような写真を撮影することが、彼らの企業理念であり、これからも地域の中で必要不可欠な存在であり続けることを目指しています。

今後も、あけみちゃん基金と連携し、日本全国の心移植関連施設で定期的にこうした家族写真撮影会を実施していく予定です。心のこもったこの取り組みが、全国のこどもたちとその家族に明るい笑顔と貴重な思い出を届け続けることを願っています。