映画化で再注目!続編『愚か者の疾走』発表
株式会社徳間書店が、映画化で話題となった小説『愚か者の身分』の続編『愚か者の疾走』を2025年11月11日に出版することを発表しました。この作品は、前作のヒットを受けて早くも重版が決定し、今から多くの読者の期待が寄せられています。
半グレと闇に蠢く若者たちの物語
『愚か者の疾走』は、現代日本に生きる若者たちが直面する“闇”を描いたノンストップ逃亡サスペンスです。物語は、三人の主人公の選択とその行く末に焦点を当て、彼らが果たして生まれ変わることができるのかを問う内容となっています。前作から引き続き、スリリングな展開が繰り広げられることでしょう。
あらすじの紹介
続編の第一歩として、あらすじを紹介します。物語は、半グレ組織から奪い取った大金をマモルに託したタクヤが姿を消してから三年後から始まります。穏やかに真鶴で暮らしていたマモルの元に、意外なメールが届きます。その差出人は、行方不明だったタクヤであり、彼は“もう限界かもしれない”という不吉なメッセージを送ってきます。彼は生きているのか、それとも追っ手の策略なのか、緊迫感が漂います。
書誌情報と価格
書籍の詳細については、以下の通りです。
- - 著者: 西尾潤
- - 刊行日: 2025年11月11日(火)
- - 定価: 880円(税込)
- - 判型: 文庫判
- - ページ数: 256ページ
- - ISBN: 978-4-19-895071-2
この本は、予約が好評で、重版が決まるほどの注目を集めています。前作を読んだ人も、まだの人も楽しめる作品となるでしょう。
著者・西尾潤とは
西尾潤は、大阪府出身の作家で、大阪市立工芸高等学校を卒業後、ヘアメイクやスタイリストとしての経験を持っています。彼は2018年に第2回大藪春彦新人賞を受賞し、2019年には自身のデビュー作となる『愚か者の身分』を発表しました。この作品は多くのメディアに取り上げられ、大きな話題を呼びました。また、彼の他の著作には『マルチの子』や『無年金者ちとせの告白』などがあり、すでに多彩な才能を発揮しています。
最後に
『愚か者の疾走』は、前作『愚か者の身分』のファンはもちろん、新たに魅力的なストーリーを求める読者にも響く作品です。新たな選択を迫られるキャラクターたちの運命を追いかけるために、ぜひ手に取ってみてください。書籍の詳細や予約は、
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