台湾SATOYAMA絵本レポート
2026-01-19 10:44:39

台湾と日本で問い直す「里山」の価値と未来を描く絵本出版イベントレポート

台湾と日本で考える「里山」



2025年12月、東京都にて開催された「台湾SATOYAMAイニシアティブ絵本」日本語版出版記念イベントが、多くの関心を集めました。このイベントは、株式会社トゥーヴァージンズが2026年2月に発売する、台湾の里山をテーマとした絵本シリーズ第2弾の紹介を兼ねて行われました。

新たなる4作品



今回発表された絵本は『カタグロトビの歌』『百分橋を越えて』『小さな台湾白魚は大波を生む』『白い石は陸に上がり 黒い石は海へ潜る』の4作品。これらはすべて台湾の農村に根ざしたストーリーを描いており、自然と人間の共生をテーマにしています。

このイベントには、絵本の制作を担当した台湾のデザイン会社「種籽設計有限公司」の陳献棋総経理が来日し、絵本の紹介や制作に至る背景について講演しました。また、日本の「里山」を発信するカルチャーマガジン「Soil mag.」の編集長、曽田夕紀子氏も登壇し、より深い視点からのディスカッションが行われました。

里山の価値を再考



現代社会は気候変動や生物多様性の損失といった問題に直面しています。このイベントでは、人と自然の共存を目指す「里山」の価値が再確認されました。特に、台湾と日本の視点を交えながら、次世代へこの理念を伝えていく方法について考える貴重な機会となりました。

SATOYAMAイニシアティブ



「SATOYAMAイニシアティブ」は、ただの農林漁業の維持を超えて、より持続的な人間と自然の関係を構築することを目的としています。この取組みは、国連大学サステイナビリティ高等研究所と日本の環境省によって推進されています。絵本を通じて、これらの地域の魅力や生物多様性の重要性が語られ、さらなる関心を呼んでいます。

種籽設計の役割



種籽設計は、視覚表現を通じて自然と人文の関係性を探求するデザインスタジオです。彼らは、物語を語ることで地域の文化や歴史を丁寧に再解釈し、次世代へと繋いでいます。絵本制作を通じて、彼らが持つ哲学やアプローチが示されています。

トークセッションと質疑応答



イベントの中で行われたトークセッションは、特に印象深いものでした。曽田編集長は、熊と人間の関係について触れ、「自然との共生」の問題がますます重要になっていると指摘しました。陳総経理は、台湾でも類似の課題が存在し、その解決には地域社会の協力が不可欠だと語りました。

質疑応答のセッションでは、絵本制作における哲学や台湾の里山文化についての質問が寄せられ、両者の考え方が十分に共有される機会となりました。

未来へのメッセージ



最後に、双方が共有したメッセージは「持続可能性は次世代の支持が必要である」というものでした。このイベントを通じ、ただの出版記念ではなく、未来のための知恵や文化をどのように継承していくか、参加者全員が強く意識したことは言うまでもありません。

絵本が描く4つの物語は、地域のみならず世界の課題に対するインスピレーションを与える力があります。メディアがその魅力を広めることで、私たちは自然との新たな関係を築くことができるのです。今後の展開に注目が集まる「SATOYAMAイニシアティブ絵本」シリーズに乞うご期待です。


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会社情報

会社名
株式会社トゥーヴァージンズ
住所
東京都千代田区九段北4-1-3日本ビルディング九段別館7階
電話番号
03-5212-7442

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