再エネでビル活用
2020-01-23 11:01:33
オフィスビルの再エネ導入で環境イニシアチブを加速する新サービス
オフィスビルの再エネ導入で環境イニシアチブを加速する新サービス
最近、気候変動対策の重要性が高まる中、日本では新しいオフィスビルテナント向けの再生可能エネルギーサービスが開始されました。本サービスは、国内初の試みとなり、テナントは1フロアからでも参加できるという特徴があります。
サービスの特徴
このサービスの大きなポイントは、ビルオーナーが環境イニシアチブ「RE100」や「RE Action」の基準に適合することができる点です。これにより、入居しているテナントも環境に配慮した電力供給を受けることが可能となります。
具体的には、電気を安く仕入れることで、ビルオーナーがコストを削減できるようになります。さらに、環境価値を管理する「J-クレジット」の調達や申請手続きも、専門のスタッフが代行してくれるため、手間をかけずに利用できます。
気候変動を見据えた取り組み
近年、国際的な会議やフォーラムで気候変動が大きなテーマになっています。そのような中、サンフロンティア不動産は不動産業界初の取り組みとして、オフィスビルのテナント向けに再生可能エネルギーソリューションを開発しました。これにより、ビルオーナーが用意する電力ではなく、テナントが直接再生可能エネルギーを利用できる仕組みが整いました。
サービス開始前には、サンフロンティア不動産が所有するオフィスビル4棟にこのサービスが導入され、今後はさらに多くのビルに拡大していく予定です。
サンフロンティア不動産と日本省電
この新サービスの展開には、サンフロンティア不動産と株式会社日本省電が深く関わっています。サンフロンティア不動産は、東京都心の中小型オフィスビルに特化した不動産再生を行い、限られた資源を持続可能に活用してきました。1999年の設立以来、環境に配慮しながら高品質なビルを提供しています。
一方、日本省電は法人向けにエネルギー調達を専門とする企業で、2018年に設立以来、効率的なエネルギー調達を実現するための支援を行っています。
環境への影響
このサービスの導入により、ビルのテナントはもちろん、周囲の環境にも良い影響を与えることが期待されています。コスト削減をしながらも、環境への負担を軽減し、持続可能な社会の構築に寄与することを目指しています。
まとめ
日本国内で初めて、オフィスビルテナント向けに再生可能エネルギーを取り入れるこの新サービスは、環境対応とコストメリットを両立させる画期的なものであります。今後、持続可能な社会実現に向けた活動が一層広がっていくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社日本省電
- 住所
- 東京都港区虎ノ門一丁目3番1号東京虎ノ門グローバルスクエア
- 電話番号
-
050-1746-0500