秋葉剛男氏がTMI総合法律事務所特別顧問に
2025年4月1日、TMI総合法律事務所は、元国家安全保障局長である秋葉剛男氏を特別顧問として迎えることを発表しました。TMI総合法律事務所は東京都港区に位置し、代表弁護士は田中克郎氏です。
秋葉氏は1958年に生まれ、東京大学法学部を卒業後、1982年に外務省に入省しました。彼は、国際法やアジア外交の最前線で豊富な実務経験を持ち、長年にわたり国際社会との対話を牽引してきました。まずは、外務省での経歴を振り返ってみましょう。
外務省でのキャリア
外務省では、秋葉氏は様々な重要なポジションに就きました。2002年には条約局条約課長を経て、2004年には国際法局国際法課長、さらに2006年にはアジア大洋州局中国課長に就任しました。2008年には在アメリカ合衆国日本国大使館の公使に任命され、その後、大臣官房参事官、国際法局長、総合外交政策局長を歴任しました。特に2018年から2021年にかけては外務事務次官としてサービスを提供し、その後は国家安全保障局長として重要な役割を果たしました。これらの役割を通じて、彼は日本の外交や安全保障政策の中心で貢献してきました。
TMI総合法律事務所の目指すもの
TMI総合法律事務所は1990年に設立され、現在では675名の弁護士と99名の弁理士を擁する日本最大級の法律事務所に成長しました。国内外で企業や団体に密着したリーガルサービスを提供し、法律事務所としての枠を超えて、ベンチャー企業創設や地方自治体とのデジタル化協定を締結するなど、新たな挑戦を続けています。
秋葉氏の特別顧問就任により、同事務所の国際案件への対応力が一層向上することが期待されます。秋葉氏の持つ専門知識と広範なネットワークを活かし、クライアントにより質の高いグローバルな法的サービスを提供することを目指しています。
秋葉氏の貢献に期待
国際法や外交政策における秋葉氏の豊富な経験は、TMI総合法律事務所にとって貴重な資産となります。彼の指導の下、同事務所は今後の国際的なニーズに応えるための更なるステップを踏み出すことでしょう。クライアントにとっても、彼の参画は大きな価値をもたらすことでしょう。
今後のTMI総合法律事務所および秋葉剛男氏の活動にご注目ください。