広島市に誕生する「広島アクセラレーションラボ」
広島市中区、銀山町に新しいコワーキングスペース「広島アクセラレーションラボ」が2022年12月に開設予定です。このスペースは地域経済の活性化を目的としており、特にスタートアップやベンチャー企業の創出を支援するためのプラットフォームを提供します。
経緯と目的
地域の経済成長を持続的に促進するためには、さまざまな新規事業が生まれる環境が求められます。そこで、多様な人材が集まることで生まれるネットワークを強化し、革新的なビジネスアイデアやイノベーションを創出することを目的としています。「広島アクセラレーションラボ」は、そんな新しいビジネスのための土台となることを目指しています。さらに、既存企業の新事業開発や社会的課題の解決に取り組むことで、地域経済全体のさらなる発展にも寄与することが期待されています。
コワーキングスペースの特徴
このコワーキングスペースは、「ひろぎんHD」、「広島VC」、そして「中国新聞社」が共同で運営し、それぞれの専門性を生かし合いながら機能させます。ひろぎんHDの広報ネットワーク、広島VCの起業支援ノウハウ、中国新聞社のメディアの影響力が相互に作用し、広島の新事業創出の核となることを目指します。また、施設内には世界最大級のレンタルオフィス企業「リージャス・ジャパン」が運営するオフィスも併設されており、利用者にさらなる利便性を提供します。
提供されるサービス
「広島アクセラレーションラボ」では、以下のようなサービスが提供される予定です:
- - フリーアドレス席(会員用及びドロップイン利用)
- - 貸し会議室の利用
- - 会員向けの交流会やセミナーの実施
- - 起業支援のための専門家や地元企業の紹介
- - その他、多様な会員サービス
これらのサービスを通じて、コワーキングスペース利用者が創造的な環境を享受できるようデザインされています。
一般財団法人の設立
このコワーキングスペースの運営にあたっては、ひろぎんHDと広島VCが共同で「一般財団法人広島アクセラレーションラボ」を設立し、中心となって関係者と連携しながら進めていきます。新設財団の理事長には岩本宏氏が就任し、当財団はコワーキングスペースの運営やベンチャー育成のための各種イベント支援を行います。
結論
「広島アクセラレーションラボ」は、企業支援、新規事業の創出、地域の発展を促進する重要な拠点として期待されています。新しいビジネスが生まれる場所がなければ、地域経済の活性化も実現しません。多様な人材とアイデアが交わるこのスペースが、地域の未来を切り拓く力となることを信じてやみません。注目すべき新たな拠点が誕生することに、地域の皆さんもぜひご期待ください。