スパークス・グループが主催した「SPARX未来・宇宙サミット」
スパークス・グループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:阿部修平)は、2025年5月21日に「SPARX未来・宇宙サミット」を開催しました。このサミットは、2015年に設立された「未来創生ファンド」と2020年に設立された「宇宙フロンティアファンド」が共同で構成し、未来社会における成長を見込む技術を持つ事業に焦点を当てたものです。
このイベントには、関係者300名以上が参加し、日本国内のベンチャーエコシステムのさらなる発展に向けての討議が行われました。プログラムには、パネルディスカッションやスタートアップによる1分間のプレゼンテーションが含まれており、多彩な内容が展開されました。また、本サミットの様子は公式サイトで確認可能です。
パネルディスカッションのハイライト
開催中に行われたパネルディスカッションでは、「未来創生ファンド」と「宇宙フロンティアファンド」の設立からの10周年及び5周年を祝い未来社会を支える技術やビジネスの可能性について意見交換が行われました。ここには、AIや宇宙産業、スタートアップ戦略に関する包括的なテーマが討論され、日本のベンチャーエコシステムの発展に貢献する具体的な視野が共有されたのです。
登壇者には、東京大学大学院の松尾豊教授や、GO株式会社の川鍋一朗氏、株式会社ispaceの袴田武史氏、株式会社PKSHA Technologyの上野山勝也氏、そして株式会社ソラコムの玉川憲氏など、著名な専門家たちが揃いました。これにより、参加者たちは最新の知見を得ることができたのです。
投資実績と将来の展望
2025年5月時点における両ファンドの投資実績は、未来創生ファンドが約150社、宇宙フロンティアファンドが約20社に達しています。スパークスはこれらのファンドを通じて、日本を代表するベンチャーキャピタルとしての名声を確立しており、今後も革新技術やベンチャー企業の成長を支えることで、日本の未来を形作ることに貢献し続ける予定です。
代表の言葉
スパークス・グループの代表取締役社長・CEOである阿部修平氏は、創業以来の投資に関する考え方を語り、時代の流れに応じた技術の進化にも自ら挑戦してきたと強調しています。非上場企業への投資にも注力し、今後はAI、ロボティクス、宇宙といった次世代産業に喜びを持って資本を投じていくと述べています。
スパークス・アセット・マネジメントの出路貴規氏も、次世代フロンティアへの挑戦を通じて企業の成長と社会課題の解決に寄与したい思いを表明しており、その姿勢がサミットを通じて感じ取られました。今後も、スパークスは社会に良い影響を与える技術を持つ企業の支援を続け、持続可能な未来を築くことを目指します。
まとめ
「SPARX未来・宇宙サミット」は、日本のスタートアップの未来と、その基盤となる技術の進化を語る重要な機会となりました。参加者たちが未来を見据えたビジョンを得て、今後の可能性を拓くための大きなステップとしたことでしょう。スパークス・グループは今後も、このような取り組みを通じて、より良い社会の創造に貢献していくことを誓います。