2ndPASSが運動指導者基準を刷新し新研修プログラムを開始
パーソナルトレーナー業界において、2ndPASS株式会社が画期的な制度改革を実施しました。2026年6月25日、運動指導者団体連絡協議会が策定した「運動指導における安全基準」と「運動指導に従事する運動指導者に必要な知識と技能」に基づき、2ndPASSは人材紹介サービスの審査基準を全面的に見直し、法人向けの研修プログラムを新たに展開することを発表しました。
新基準策定の背景
パーソナルトレーナーは、資格がなくても活動できる職業ですが、最近では無資格者による指導が懸念されています。これに対処するため、2026年4月に発表された日本経済新聞の記事では、実技試験のない民間資格の存在が指摘され、企業側では資格だけでは知識や技術のレベルを確認することができないという課題が浮き彫りになりました。この問題を解決するため、消費者安全調査委員会が新たな基準の策定を促しました。
2ndPASSの取り組み
1. 審査基準の刷新
新基準に合わせて2ndPASSは、自社の人材紹介サービスの審査プロセスを見直しました。現行のカリキュラムと照らし合わせた結果、ほとんどの項目はすでに基準に合致していることが確認され、新たに必要な視点を加えて審査基準を更新しました。
具体的には、知識と技能において解剖学、運動生理学、栄養学、安全管理、救急対応の10領域に基づき評価し、指導の安全基準についても15項目に基づき評価を行います。これにより、受け入れ企業は新たな基準に合致した人材を採用することで、リスクを軽減することができるでしょう。
2. 法人向け研修プログラムの導入
新基準に伴い、既存のトレーナーのスキルを向上させるための法人向け研修プログラムもスタートしました。フィットネスクラブやジムチェーンにおいて、トレーナーの知識・技能・安全管理のレベルを引き上げることが求められており、2ndPASSはそのニーズに応えるべく、専門的なカリキュラムを基にした研修を提供します。
この研修プログラムは、フィットネスクラブや24時間ジム、パーソナルジム、そしてリハビリ型デイサービスなど、様々な業種の企業に向けて展開されます。新規トレーナーの採用だけでなく、既存のトレーナーのスキル向上を同時に目指します。
今後の展望
2ndPASSは、業界基準に基づいた人材の質の向上と、受け入れ企業への支援体制の強化を計画しています。今後も基準の動向を注視し、業界の発展に貢献する姿勢を貫くでしょう。
代表者のコメント
代表取締役社長の秋野大知氏は「資格があるかどうかよりも、実際にお客様の安全を守れる知識と技能が重要です。今回の基準策定は業界にとって重要な一歩であり、私たちはその基準を追求してきました。今後も人材の質、企業のニーズに責任を持って向き合っていきます」と語ります。
2ndPASSについて
2ndPASSは、全国20校舎を展開するパーソナルトレーナー育成スクールとして、これまでに2,000人以上の卒業生を輩出してきました。就職や独立、ジム経営といった多様なキャリアの支援を行い、提携するトレーニング施設は3,100店舗以上に上ります。今後の活躍から目が離せません。