食道がんとシンポジウム
2021-03-01 14:56:32

食道がん患者支援団体がシンポジウムを開催し予防の意義を発信

食道がん患者支援団体がシンポジウムを開催



2021年4月17日、一般社団法人食道がんサバイバーズシェアリングスが主催する「E-Ring Connect Campaign 2021」が国立がん研究センター築地キャンパスで開催されます。このイベントは食道がん啓発月間に合わせて行われ、食道がんに特化した講演を通じて、参加者に正しい知識を提供し、病気への理解を深めることを目的としています。

のんびりとした食道がん患者の現状


食道がんは、初期段階では自覚症状が少なく、他の消化器系のがんに比べて認知度が低いのが現状です。特に、胃がんや大腸がんのように定期的な検診が行われないこともあり、多くの人がこの病気について知識を持っていません。しかし、近年では患者数が増加しており、適切な情報と早期発見の重要性が一層高まっています。

シンポジウムの内容


本シンポジウムでは、下記のプログラムを予定しています。

  • - 食道がんとは
  • - 外科治療について
  • - 内視鏡治療の最新情報
  • - 化学療法・免疫療法の効果
  • - 放射線治療の選択肢
  • - 緩和ケアやQOL向上の方法
  • - 特別講演:個別化医療の重要性

主な講師陣


本イベントには、食道がんに関する豊富な知識と経験を持つ専門家が慶應義塾大学の浜本康夫先生、国立国際医療研究センターの山田和彦先生、虎の門病院の上野正紀先生など、著名な医師方が登壇予定です。彼らは食道がん治療におけるさまざまなアプローチや、患者に必要な情報を提供します。

交流と支援の場


このシンポジウムは、患者やその家族が孤立を感じることなく、同じ病気に向き合う仲間たちと情報交換できる機会でもあります。食道がんに関する経験談を共有し、相互に支え合う社会の実現を目指します。参加はYoutubeでのオンライン配信も行われ、視聴は無料ですが接続環境は自身で準備する必要があります。

クラウドファンディングの実施


公式にクラウドファンディングを実施し、シンポジウムの開催に必要な資金を募ります。賛同者とともに食道がんに対する正しい理解と予防への意識を広めるための取り組みとして、多くの方の支援が求められています。

法人の使命


2020年に設立された食道がんサバイバーズシェアリングスは、食道がん患者の情報格差を解消するために活動しています。患者同士の情報交換や医療従事者との対話が難しい現状を踏まえ、支援団体としての役割を果たしていく所存です。私たちは、患者が自らの体験を語る場を増やし、勇気づけ合える環境を築いていきたいと思っています。

このシンポジウムを通じて、多くの人々が食道がんについて理解を深め、早期発見や予防に向けた取り組みを共にすることが期待されます。

会社情報

会社名
一般社団法人食道がんサバイバーズシェアリングス
住所
東京都中央区銀座6丁目13番16号銀座WallビルUCF5階
電話番号

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