2023年7月17日、川崎市の宮前区役所では、特別なイベントが開催されました。著名人のルー大柴さんを招いての「プレ・エンディングノート」のリリースイベントです。このイベントは、急速に進行する高齢化を背景に、人生をより充実させるための「アーリー終活」を啓発するために企画されました。
地域の住民が楽しく様々な活動を思いつける「前向きな終活」の進め方を、ルー大柴さんとともに考える時間となりました。
イベントのハイライト
このリリースイベントは、宮前区役所の2階ロビーで開催され、午後3時から始まりました。ルー大柴さんは、区長や消防署長と共に、人生の新たな一歩を踏み出すことの重要性について語りました。また、イベントの終わりには、来場者たちと一緒に「アーリー終活、トゥギャザーしようぜ!」という掛け声をあげ、大いに盛り上がりました。
来場者からは、「終活に対してポジティブな気持ちが持てた」「ルー大柴さんのように、自分もやりたいことをリストアップしてみようと決心した」という嬉しい声が上がりました。イベント全体を通じて、参加者たちは明るい雰囲気の中で、終活を前向きに捉えようという意識を共有しました。
ルー大柴さんの地域活動
ルー大柴さんが実践している地域活動についてのお話もありました。彼は宮前区に住んで35年の間に、公園での体操や地域の親睦を図るためのイベントに参加しており、「毎朝のラジオ体操や太極拳が気持ちをすっきりさせてくれる」と語りました。今後も地域の人々とのつながりを大切にしていくつもりだと話し、会場の皆さんにも「一緒に活動できるといいですね」と呼びかけました。
未来へのやりたいこと
さらに、ルー大柴さんは、区長や消防署長との対談を通じ、やりたいことをリスト形式で書き出す内容についても語りました。特に心に残ったのは「元気なうちに孫と海外旅行をしたい」という願望です。若かった頃にバックパッカーとして旅をした経験を振り返りながら、彼は「再び新しい人々との交流を楽しみたい」と熱く語りました。
このプレ・エンディングノートには、やりたいことを30個書き出すスペースが設けられています。各々が自分の「やりたいこと」を考えることで、より豊かな人生を送るためのきっかけを提供しています。
記念撮影
イベントの最後には、「アーリー終活、トゥギャザーしようぜ!」という合言葉を合唱し、来場者たちの顔もほころびました。また、等身大のパネルにサインをしてもらい、区役所のロビーで今後も展示される予定です。
プレ・エンディングノートとは
このノートは、40~50代の方に向けて作られており、これまでの人生を振り返ったり、未来に向けた目標を明確にするための道具として位置づけられています。人生の新たなステージを迎えるため、しっかりと計画を立てる意義を再認識してもらうことが目的です。
ルー大柴さんのメッセージ
さらに、ルー大柴さんの「アーリー終活」をテーマにしたメッセージが、宮前区役所内で放送される予定です。放送期間は2023年7月18日から9月30日までで、来庁された際にはぜひルー語を交えたメッセージにも耳を傾けてみてください。詳細は宮前区のHPで確認できます。modal
イベントを通して、参加者は終活に対する意識を新たにし、今後の人生をより充実させるための一歩を踏み出すことを誓った素晴らしい機会となりました。