株式会社toraruがPhocuswrightのファイナリストに選出
株式会社toraruが、旅行調査の大手であるPhocuswright主催の「2025 Phocuswright/WiT Global Startup Pitch」において、ファイナリスト19社の一つとして選ばれたことを発表しました。このコンペティションは、未来の旅行業界への挑戦や新たなアイデアを募集するものです。
PhocuswrightとWIldcars部門
Phocuswrightは1994年に設立され、旅行業界に関する調査を専門に行っています。彼らが主催する「WIldcars」部門は、APAC地域のスタートアップが集まるプラットフォームとして、200社近くのエントリーの中から19社を選出し、その中からさらに9社が最終進出を果たします。
このピッチコンテストは、2025年6月10日にスペイン・バルセロナのカタルーニャ会議場で行われる予定です。toraruにとって、この選出は会社の成長にとって大きな一歩であり、同社が提供する「GENCHI」というサービスの認知度向上につながることが期待されています。
toraruの提供する「GENCHI」について
「GENCHI」は、分身移動プラットフォームサービスとして、移動にまつわるあらゆる課題を解決する新たなツールです。このプラットフォームは、移動代替手段として機能し、特に移動時間や健康リスクに悩む個人、または人手不足に頭を抱える企業に対して有効です。
具体的には、依頼者は現地のリソース(人やロボット)に協力を求め、視覚や聴覚を通じて遠隔地での体験を分かち合うことが可能になります。依頼者は、現地にいるかのような感覚を味わいながら、目的を達成することができます。まさに、リアル版メタバースとも言えるこのサービスは、インターネットを通じて現実の環境を体験することを可能にします。
五感の共有を目指して
今後、toraruはさらに進化した「GENCHI」を目指し、五感すべてを共有できる技術の実現を目指します。そうすることで、移動の制約から解放された新たな未来を具現化し、依頼者が希望する場所にアクセスできる自由を提供するのです。例えば、万博に参加したいという希望を持つ依頼者が、GENCHIを通してその目的を実現できるようになるのです。
このようにtoraruのサービスは、単なる移動手段ではなく、革新的なビジネスモデルとしても注目されています。新しい雇用の創出や業務の効率化も見込まれており、今後の成長が期待されます。
会社概要
株式会社toraruは、「誰もが自由に移動し、自分らしくいられる世界の実現」をミッションに掲げています。2018年に設立された同社は、兵庫県神戸市に本社を構え、全国規模でサービスを展開することを目指しています。toraruは、「GENCHI」を通じて人間の移動の限界を超え、場所に縛られない新たな体験を提供する企業として注目されています。
詳細は公式ウェブサイト(https://toraru.co.jp)をご覧ください。